イチオシレビュー一覧

▽レビューを書く

妹分(超絶美少女)からの、『嘘告白』

主人公である理駆(りく)くんと親友の遡螺(そら)くんとのカードゲーム?から始まるこのお話。

ゲームが終わった頃、遡螺くんの妹羽御(うみ)ちゃんから、スマホに『放課後に大事な話がある』とメッセージが届きます。

兄である遡螺くん曰く、「それは『嘘告白』だ」といいます。

妹を助けるためだからと、『嘘告白』を受けてもらえないかと兄の遡螺くんから頼まれて、放課後指定した場所へ行く理駆くんですが……。


なにより目を引くのは、ラブコメの教科書を見ているかのような、甘酸っぱく初々しい二人の様子と、冒頭から表現一つ一つに気を配っていながらも、テンポの良さを失わずにいるバランスの良い文章構成ですね。


さてさて、そんな初々しい二人が織り成すお話とその結末を、保護者目線でニヨニヨしながら見守ろうではありませんか。

あれ、こんなはずじゃ……。なんて思っている主人公と一緒に、最高のハッピーエンドを迎えちゃってくださいまし~♪

  • 投稿者: 七生   [2023年 10月 23日 02時 06分 ()]
嘘告白のつもりが何と……?!
ですが、さすがはラブコメの名手たる作者様。
彼の手にかかれば、一筋縄ではいきません。
ヒロインちゃんの可愛らしい仕草を愛でていたら、いつしか物語は意外な展開に?! 
そして、お兄ちゃんのクールなこと!
皆さんも、あれ、こんなはずじゃ……。なんて思っている主人公と一緒に、最高のハッピーエンドを迎えちゃってくださいまし~♪

思いがありながら、自信のなさから近くにある幸せをつかみそこねてしまうこともあります。ことに思春期は。そうならないように気遣ってくれる友達、そして家族は何とありがたい存在なのでしょう。

  • 投稿者: 水渕成分   [2023年 10月 22日 06時 41分]
6399字の現実世界恋愛。恋愛描写の名手が今回も新しい切り口を見せてくれました。

主人公は男子高校生の理駆(りく)くん。今日も親友の遡螺(そら)くんとカードゲームに興じています。

そんな理駆くんのところに遡螺くんの妹にして超絶美少女羽御(うみ)ちゃんからメッセージが。

「放課後大事な話があるから会ってほしい」と。

何事かと遡螺くんに相談する理駆くん。それに対する遡螺くんの答えは

「それは罰ゲームの『嘘告白』だ。羽御を助けると思って受けてやってくれ」

その言葉に従い、羽御ちゃんの告白を受ける理駆くん。あくまで『嘘告白』として。しかしその後の展開が……

思いがありながら、自信のなさから近くにある幸せをつかみそこねてしまうこともあります。ことに思春期は。そうならないように気遣ってくれる友達、そして家族は何とありがたい存在なのでしょう。

その“告白”はウソである(意味深

放課後の事だった。
友人とカードゲームで対戦していた主人公へと、その友人の妹……それはそれは美少女な子が連絡を入れてきた。

なんでも、放課後に話したい事があるそうな。
そしてその事を知るなり彼女の兄こと友人は、妹が主人公に罰ゲームで嘘告白をするらしいと告げる。

他人であれば、怒る案件。
そしてだからこそ、友人である主人公に前もってそんな事を言った、らしいのだが……!?

その果てに、どう考えても嘘告白とは思えないアプローチを妹ちゃんがしてきて……!?

まさかの告白の行方とまさかなザ・アニキなラストに……打ち震えよ!!

親友の妹から嘘告白された、その結果

 一年以上の付き合いで、親友となったクラスメイトの家で毎日のように一緒に遊んでいた主人公。
 彼は親友の妹から放課後に大事な話があると言われます。親友曰く、妹はおそらく罰ゲームで嘘告白するつもりではないかというのです。

 そして実際に告白され、仮初の恋人になるのですが、いつまでもドッキリと明かされることがなくて――?

 王道要素の詰まった、クスッと笑えること間違いなしのラブコメ短編。
 面白いのでぜひ読んでみてください!!

親友のお告げとラノベ級の美少女からの嘘告白

 昼休みに理駆は、親友の遡螺とカードゲームをしている最中に、遡螺の妹である羽御ちゃんからメッセージで「今日の放課後、校舎の裏側に来て」と連絡が入ってきた。
 すると、遡螺がそれはゲームで友達に負けてしまったため、罰ゲームとして告白をすると言う嘘告白だと告げられた。
 そのため、彼女を傷つけないようと騙されたフリをして受け入れることを決意する。
 しかし、羽御ちゃんは演技とは思えないほど真剣に告白してきて……

 この作品はまず最初の行からインパクトが強くて惹き付けられてしまいます。
 そして、懸命に頑張る羽御ちゃんが可愛くて応援したくなります。(理駆くん羨ましいぞ)
 また、遡螺くんも良いポジションで輝いています。
 キャラもストーリーも魅力的なこの物語を今一度ご覧ください。
↑ページトップへ