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短編特有の読後感の楽しさ―――いや、愉しさ

  • 投稿者: 夜月 浮音   [2023年 12月 17日 22時 29分]
はたしてその狂気は何からくるものなのか。

「僕を殺してください」と言う少年の狂気、その少年に出会った「私」の狂気、そしてそれらが絡み合って明かされる更なる狂気。

二千文字にも満たないほど短い中で展開されるその狂気は、まさに愉しさをもたらします。

逆に言えば、短いからこそのスピード感が更にこの作品を引き立てているのかもしれません。


幽霊の類のホラーではなく、人間の狂気がテーマとなる作品がとてもお上手なむらたぺー運送さまの作品です。

ぜひ一読していただいて、もし「面白い!」と思えばむらたぺー運送さまの他作品もぜひ読みましょう!

他作品も短めのものが多いので、さくさくと読めますよ!
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