イチオシレビュー一覧

この話は温かく優しい童話です。
星まつりの夜に流れた星に願った事は叶うと言われている中で、子ども達の願い事が物語りの焦点になります。
この物語の中の子ども達の願い事は、大人になってしまうと忘れてしまうことのように感じてしまいます。
それは素朴な願いです。
この素朴な願いを忘れ、自分だけの事を考えてしまった先に「争い」があるのかもしれません。
大人でも子どもでも楽しめる童話です。
ちなみに後書きに問題も出されているので、それについて考えると二度楽しめる作品となっています。
オススメです！

　今夜は、流れ星に願いごとをすると叶うと言われている星まつりの日。
　そのため、子ども達は様々な願いごとを言うのですが……。

　たこす様が主催された「第三回この作品の作者はだーれだ企画」の参加作品です。
　2000字程度の物語ですが、みんなの願いに大変ほっこりします。
　子ども向けに書かれていながらも、大変読みやすいです。
　加筆されて、よりほっこりした作品となっておりますので、今一度ご覧ください。

たこす様主催の「第三回この作品の作者はだーれだ企画」参加作品に加筆修正されたものです。

1946字の童話です。

ここは動物たちが平和に暮らす村。子どもたちは学校に通っています。

そして今夜は流れる星に願いごとをするのか言い合っています。

そんな中、自分の願いごとを言おうとしないブタの子。心配したクマの子が声をかけたところ、実は……

優しくほっこりとする童話です。読み聞かせにも適しています。親子で楽しむのも良いのではないでしょうか。