イチオシレビュー一覧

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一片の瓦が語り出す、『約束』という名の想いは、はるか時を超えて

  • 投稿者: 逢乃 雫   [2024年 10月 13日 01時 52分]
昭和7年、城跡を掘削中に発見された、多数の瓦。その中に文字が刻まれたものが見つかります。

それは今から4百年以上前、時は天正の世に、城を築く際に作られたもの。そこに刻まれた文字から、物語は時代を超えて……。

今の私たちが知ることのできる「歴史」は、実はそのほんの一部なのかも知れません。

これは、歴史書には書かれていない、ある一つの物語。

時は、流れゆくもの。
そして、積み重なっていくもの。

一片の瓦が語り出す、『約束』という名の想いは、はるか時を超えて。

変わらず今も、そこにある「歴史」を感じる、胸を打つ一作です。

ぜひご一読ください。

時をかける屋根瓦

  • 投稿者: シロクマ   [2024年 01月 27日 08時 57分]
タイムリープ? タイムトラベル?
いいえ、SFではありません。
歴史ジャンルというものはSFではないのに時間旅行できる素敵で不思議なジャンルなのです。

時をかけるは屋根瓦
時をかけるは想い文

戦国乱世の動乱にいつかどこかであった悲劇。
わたしたち後世の人々はその生き様を、過去から時をかけてきた資料から知る機会に巡り合うことがあります。
もしそれが今に生きるあなたへのメッセージだとしたら?
『約束』をテーマにした悲しくも素敵な物語でございました。
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