イチオシレビュー一覧

タイトルがインパクト大なこちらの作品。内容はエロでも卑猥でもありません。
ポリコレを扱っていますが、あくまでフィクションでコメディです。

歴史ある文学賞「多摩川散歩賞」。
このパロディネームの字面がほのぼのしていて読み始めから笑ってしまったのですが、その後、最後まで面白いです。
最後は「えっ！？」と驚くような作品でした。

タイトルの「メスガキ・ザコオチンポ」とは、多摩川散歩賞作品の作者名。
ふざけているとしか思えないペンネームと思いきや、実は……。

ザコオチンポ先生にまったく非はないのですが、まさに「事変」な大騒動に発展。
世間を揺るがす事件が次々と起こるのを、真面目な文体で語っています。
その真面目さの中に面白ワードが散りばめられており、ギャップで笑わせられました。

騒動の発端となってしまった多摩川散歩賞はどうなるのか……！？

短めの小説なので気軽に読めますよ！