イチオシレビュー一覧

８００１字の異世界恋愛です。

主人公はこの国の王太子。干ばつに苦しむこの国を救った「救国の英雄」とされています。今日はそんな彼の結婚式です。

そこに現れたのは一人の聖女。実は彼女は「水の」聖女。この国を救ったのは彼女だったのです。

彼女がこの国を救ったのは王太子がずっとそばにいてもよいという条件を受け入れたから。

ところが王太子はその約束を反故にし、別の女性と結婚し、聖女を追放しようとします。そのことに抗議する聖女。しかし、背景には深い事情があって……

お互いを思う気持ちがすれ違います。王族の立場上のしがらみもあります。だけど最後は……

冒頭で王子が聖女に国外追放を告げます。ですが、王子の隣にピンク髪の男爵令嬢はいませんし、当然聖女が令嬢に嫌がらせをした的なこともありません。

では聖女は何故追い出されようとしているのでしょう？

そもそも聖女はどのような経緯でこの国の聖女として招かれることになったのでしょう。

なろうの異世界恋愛婚約破棄＆追放テンプレとは毛色を違えていて、読むにつれ引き込まれていく魅力を持った作品です。

読んでね！