イチオシレビュー一覧

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不思議過ぎる世界観。

 ストーリーの整合性だとか、表現の巧みさだとか、キャラクターの魅力だとか。そういうものによって、色んな作品は面白さを発揮するのだと僕は思います。

 しかし。

 この『アババババババ……毒手ッ!!毒手ッ!!』は全く違うトコロに魅力があります。
 とにかく意味不明なのです。
「うねお」
「ぽなんざはけんよりもつよし」
 個人的にはにわしの追い討ちがツボにはまりました。

 少しでも興味を持たれた方は是非ご一読ください。短編なので、時間を気にする必要はありません。出来れば、一文一文のおかしさを楽しみながらお読みください。

ナンセンス上等!

 「きょうぼくは にほんのさいなんたんにあるえとろふとうにいってきました」という一文からはじまる、ほとんど完璧に意味不明の700字あまりの作品です。
 意味不明ではあるのですが、言葉の選び方におもしろいところがあり、リズムもよく、つい何度も読み返してしまいます。私はあまりに何度も読んだせいでとうとう全文を暗記してしまいました。
 この不思議体験、みなさんもいかがですか。
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