イチオシレビュー一覧

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粗で野であるが卑ではない。男が惚れる「漢」女傑ラウラ・フィオレンティーナ。

女傑ラウラ・フィオレンティーナ。この快傑譚はロマンスでもなければファンタジーでもない
転生者たるかのお人が、物理と魔法とバイオレンスを極めて世界に挑戦する物語である。

読んでいくうちに荒木飛呂彦と原哲夫の世界観が広がり、剛掌波を放つオッサンだの素数を
数える大悪党でもなければ止まらないこのヒロインのイメージはベルセルクのガッツを金髪長髪女性にしたような腹筋バキバキの筋肉ダルマな美女がマッドマックスな車でオトコどもを追い廻し「何事も暴力で解決するのが一番だ」とさわやかなイイ笑顔を返り血がついたままするのである。

   
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