イチオシレビュー一覧
▽レビューを書く一度読むとのめり込んでしまって、何度も何度も読み返してしまいます。やま次郎さんの知識の豊富さも凄いですし間違いなく今まで読んだどの作品よりも面白いです。足利義輝公を剣豪としてだけでなく将軍として一軍を率いる立場として書いていてロマンが溢れています。戦国ものを初めて読む人にもぜひ薦めたい素晴らしい作品です。続きを楽しみにしてます!
織田信長が足利義昭を奉じて上洛をする以前に、天下の中枢で活躍していた足利義輝や三好長慶。特に、松永の陰謀が事実かはさておき、繊細さ故に心を病んでいった三好長慶と、幕府再建のために奔走し、非業の死を遂げた足利義輝との、権力闘争なのか、協力関係なのか、つかみ所のない立ち位置に興味がありました(本作は三好長慶が死んだ後ですが…)。
信長が天下に覇を唱える前に退場してしまったため、あまり知られていませんが、足利義輝には魅力的なエピソードが残っています。
当然、脚色された部分もあるでしょうが、本作では、それらが見事に吸収、昇華され、主人公足利義輝を始め、それを取り巻く、あまり有名でない人物たちも魅力的に描かれています。
他の作品が稚拙に見えるくらいの秀作だと思いますが、歴史考察にも時間をかけてらっしゃると思われるので、お身体を第一に、じっくりとこの大作を完結していただければと楽しみにしています。
信長が天下に覇を唱える前に退場してしまったため、あまり知られていませんが、足利義輝には魅力的なエピソードが残っています。
当然、脚色された部分もあるでしょうが、本作では、それらが見事に吸収、昇華され、主人公足利義輝を始め、それを取り巻く、あまり有名でない人物たちも魅力的に描かれています。
他の作品が稚拙に見えるくらいの秀作だと思いますが、歴史考察にも時間をかけてらっしゃると思われるので、お身体を第一に、じっくりとこの大作を完結していただければと楽しみにしています。
壮大な架空戦国時代小説
- 投稿者: 退会済み [2015年 12月 14日 03時 55分]
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主人公の足利義輝が生きている事で、織田信長、上杉謙信が味方になり、天下統一を目指す。
また、宿敵、松永久秀との戦いが素晴らしい。
武田信玄との戦いもしびれました。
様々な戦国大名の思惑、人間ドラマがあり、簡単には天下統一は難しいですが、そこが面白いです。
私も架空戦国時代小説を書いていますが、この作品の足元にも及びません。
架空戦国時代小説に興味がございましたら、この作品を見ていただけるとわかります。
また、宿敵、松永久秀との戦いが素晴らしい。
武田信玄との戦いもしびれました。
様々な戦国大名の思惑、人間ドラマがあり、簡単には天下統一は難しいですが、そこが面白いです。
私も架空戦国時代小説を書いていますが、この作品の足元にも及びません。
架空戦国時代小説に興味がございましたら、この作品を見ていただけるとわかります。
この小説は足利義輝を主人公に起用するという今までには見ない歴史小説です。
足利義輝の武家の棟梁として奮闘する姿は正に真の征夷大将軍と言える雄姿です。将軍の理想像に成長した足利義輝は、この小説でしか見れないでしょう。
また、この小説はif小説でありながら戦国時代の歴史考証がしっかりとされています。作者様が豊富な知識を基に、この小説を描かれていることは戦国時代に少しでも詳しい人が見れば一目瞭然です。
戦国時代を生き抜いてきた武将達も魅力的に描かれています。特に、この小説の信長は見所の一つですね。上杉謙信も義将の名に相応しい武将として登場しています。この両将を好きな人は必見です!
足利義輝に興味がなくとも、戦国時代に興味がある人におすすめしたい作品です。
足利義輝の武家の棟梁として奮闘する姿は正に真の征夷大将軍と言える雄姿です。将軍の理想像に成長した足利義輝は、この小説でしか見れないでしょう。
また、この小説はif小説でありながら戦国時代の歴史考証がしっかりとされています。作者様が豊富な知識を基に、この小説を描かれていることは戦国時代に少しでも詳しい人が見れば一目瞭然です。
戦国時代を生き抜いてきた武将達も魅力的に描かれています。特に、この小説の信長は見所の一つですね。上杉謙信も義将の名に相応しい武将として登場しています。この両将を好きな人は必見です!
足利義輝に興味がなくとも、戦国時代に興味がある人におすすめしたい作品です。
足利義輝と言えば剣豪将軍として有名ですが、「輝」の字が様々な武将に使われているほど、全国に影響力があった人物でした。
その彼が、松永らに暗殺されずに生きていたら……?
そんなIFを、この時代が好きな人なら誰しも想像したはず。
この作品はそのIFを見事に描いた作品と言えます。
架空の話ではあるのですが、各地の情勢を作者の方がよく研究されているため、史実に負けないほどの重厚感を持った良作です。
京より脱した義輝でしたが、必ず有利な展開になるわけではなく、宿敵松永久秀、甲斐の虎武田信玄を始めとした強敵の存在と、決して一枚岩ではない自陣営に苦しめられます。
時に細やかに、時にダイナミックに戦略や策謀を巡らす戦国大名たちから、目が離せません。
次に誰が敵になるのか? どう立ち向かっていくのか?
読めば読み進めるほどに、惹き付けられていく架空戦記の傑作です!
その彼が、松永らに暗殺されずに生きていたら……?
そんなIFを、この時代が好きな人なら誰しも想像したはず。
この作品はそのIFを見事に描いた作品と言えます。
架空の話ではあるのですが、各地の情勢を作者の方がよく研究されているため、史実に負けないほどの重厚感を持った良作です。
京より脱した義輝でしたが、必ず有利な展開になるわけではなく、宿敵松永久秀、甲斐の虎武田信玄を始めとした強敵の存在と、決して一枚岩ではない自陣営に苦しめられます。
時に細やかに、時にダイナミックに戦略や策謀を巡らす戦国大名たちから、目が離せません。
次に誰が敵になるのか? どう立ち向かっていくのか?
読めば読み進めるほどに、惹き付けられていく架空戦記の傑作です!
松永久秀と三好三人衆により非業の死を遂げた第十三代将軍、足利義輝。
剣豪将軍との異名を持ち、武勇に優れていたと有名な人物だが、当時畿内を支配下においていた三好長慶との謀略戦を行うなど知略も兼ね備えた人物である事は余り知られていない。
この作品は義輝の足利家だけでなく、織田家、徳川家、武田家、上杉家、毛利家、長宗我部家などの有名な大名だけでなく、足利家中に存在した不和の種や畿内の小大名や豪族、遠国の諸大名や有力寺社なども登場する架空戦記としては非常に歴史の考察が優れている作品である。
様々な思惑を胸に秘めた諸大名との駆け引きや怨敵である松永久秀、野心を隠さない織田、武田との駆け引きなど、あらゆる意味で読み応えのある歴史ジャンルの秀作。
戦国時代が好きな方、歴史ジャンルが好きな方は勿論、戦記物が好きな方にもお奨め出来るので、未読の方は、是非読んでみてください。
剣豪将軍との異名を持ち、武勇に優れていたと有名な人物だが、当時畿内を支配下においていた三好長慶との謀略戦を行うなど知略も兼ね備えた人物である事は余り知られていない。
この作品は義輝の足利家だけでなく、織田家、徳川家、武田家、上杉家、毛利家、長宗我部家などの有名な大名だけでなく、足利家中に存在した不和の種や畿内の小大名や豪族、遠国の諸大名や有力寺社なども登場する架空戦記としては非常に歴史の考察が優れている作品である。
様々な思惑を胸に秘めた諸大名との駆け引きや怨敵である松永久秀、野心を隠さない織田、武田との駆け引きなど、あらゆる意味で読み応えのある歴史ジャンルの秀作。
戦国時代が好きな方、歴史ジャンルが好きな方は勿論、戦記物が好きな方にもお奨め出来るので、未読の方は、是非読んでみてください。
とにかく、壮大なIF戦国時代小説
- 投稿者: 退会済み [2013年 12月 25日 03時 22分]
管理
私も戦国時代小説を書いてますが、足利義輝公が暗殺されずに、将軍と言う権威と圧倒的な武勇、様々な戦国大名の思惑。
特に若狭を手に入れた策、私の大好きな明智光秀の活躍、まだ、第四幕第七話までしか閲覧してませんが、これこそIF戦国時代小説の醍醐味です。
この圧倒的なスケール、アイディア、設定に匹敵する小説は他の出版されてる小説と全く遜色が無い。
本当に素晴らしい小説です。
特に若狭を手に入れた策、私の大好きな明智光秀の活躍、まだ、第四幕第七話までしか閲覧してませんが、これこそIF戦国時代小説の醍醐味です。
この圧倒的なスケール、アイディア、設定に匹敵する小説は他の出版されてる小説と全く遜色が無い。
本当に素晴らしい小説です。
戦国大名たちも注目するカリスマと、リアル戦国無双をやってのけるほどの剣技を誇り、最期は暗殺と至ってしまう室町幕府第十三代将軍、足利義輝。この物語は彼が暗殺を逃れ、幕府最高を目指し反撃を行う所から始まります。史実を起点とする架空戦記らしく、序盤は史実と近い展開ですが、次第に義輝のカリスマとスタンス、そして彼の配下と戦国大名達によりどんどん史実とは異なる展開になっていきます。なので割と順風満帆な展開から敵対勢力の一斉蜂起に至り、現最新話では予断を許さぬ状態となっています。
作者のやま次郎さんは初心者を自称しますが人物や歴史知識の深さ、そして人物の動かし方が秀逸に感じられます。和数が多いですが、一読の価値は十分ある作品です!
作者のやま次郎さんは初心者を自称しますが人物や歴史知識の深さ、そして人物の動かし方が秀逸に感じられます。和数が多いですが、一読の価値は十分ある作品です!
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