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最終回ボロ泣き ジャンヌ・ダルクの人生やり直し物語

ジャンヌ・ダルクは敗戦寸前のフランスに彗星のように現れた。
軍の司令官として国を救い国民的ヒロインになる。
でもたった19歳で敵国に捕えられ魔女裁判で火あぶり処刑される。

そんな運命を変えるための、人生やり直し。
(作品中、名前は「スザンヌ」と変えてある)

周囲をかえりみず突っ走った前世とは違い、彼女は自分に関わる人を大切にしながら生きる。
変わっていく人生。

しかし闇にひそむ大きな陰謀が、またもや彼女を飲み込んでいく。
絶望的な状況。

そしてエンディングは、ぜひ、あなたの目で確かめてくださいませ。

完結!涙の最終回!カッコいい女性ってこういう人

悲運の女勇者ジャンヌ・ダルクをテーマに、その人生やり直しを描いた小説。
名前はスザンヌって変えてあります。

一度目の人生は魔女と呼ばれ火あぶりされた。
だから二度目は周りの人も大切に思って生きたい。
スザンヌは生き方を見直します。

やり直しのスザンヌは、勇敢で優しくて超カッコいい。
でも彼女を襲う悲運は変わりません。
やはり、とんでもないことに……。
最後は涙、涙でした。
評価10ポイントじゃ足りません!

ジャンヌ・ダルクは聖女? 魔女? 猛女? 清廉な乙女? 神の預言者?

  • 投稿者: 松岡 宗   [2024年 11月 10日 15時 42分]
ジャンヌ・ダルクほどイメージが分かれる人物は少ないと思う。

金髪で白い肌、青い目をイメージする人も多いが、実際の髪と瞳の色はブラウンだったという。
伝記や肖像画も金髪&青い瞳だったりするから仕方ない。

カトリックにとってはシンボル的な聖女。

英国軍にとっては奇跡を起こして百年戦争の形勢をひっくり返してしまった魔女。

誰にでも優しく、近所の子供の面倒見もいい、男に媚びず生涯、純潔を貫いた乙女(騎士たちはそんな彼女を深く敬愛した)

一方では反対意見をいう者を容赦なくやりこめたり、軍に帯同する娼婦を退去させようと一人を殺めてしまったようだ。

神の声を聞き未来を予知した預言者でもあった。

著者はジャンヌから「スザンヌ」と名前を変えた主人公を使って、その心中に迫ろうとしている。
史実に忠実にしようとするあまり窮屈さも感じるが、なかなかに興味深い試みだ。

いい男からモテまくった「ジャンヌ・ダルク」。その人柄の秘密とは?

小説の元ネタはあのジャンヌ・ダルク。
多くの騎士から深い敬愛を寄せられながら、国を救った聖女です。
主人公の「スザンヌ」は男女を問わず、とにかくモテまくります。
勇敢な美形騎士も、知力あふれる公爵も、高貴な王族も、スザンヌにベタ惚れになります。
その秘密は何なのか?
それはきっと、誰にも媚びない、裏表も計算もない、気高く美しい人柄なのでしょう。
騎士たちは命を賭けてスザンヌを守り、彼女のために戦います。
ですが、その愛は深すぎて、とんでもないことになってます(笑)。
はたしてこの先、どうなる?

世界一有名な聖女の誰も知らない秘密

神の声を聞いてフランスを救うために戦った乙女、ジャンヌ・ダルク。
彼女は世界一有名な聖女といっていいだろう。
世界の歴史を変えた人物だ。
しかし彼女には最大のミステリーがある。

国民的ヒロインがなぜ、むざむざ捕虜になってしまったのか?
捕まった後、なぜフランスはなぜ彼女を見殺しにしたのか?

特に後者については、明快な結論が出ていないと思われる。
いよいよ場面はクライマックスな感じ。
この作品は、どんな秘密を掘り出そうとしているのか、楽しみに待っている。








男に媚びない、なのに殿方にモテまくる♡ イケメン勇者を従え民を救うため戦う!

フランス滅亡の危機を救った国民的ヒロイン、ジャンヌ・ダルク。
ところが最後は魔女裁判で冤罪を着せられ火あぶり処刑されました。
その人生やりなおしストーリーです。(名前はスザンヌに変えてるけど)

主人公・スザンヌは、民を救う道をまっすぐに進みます。
全く男たちには媚びません。
周囲のステキな殿方たちは、そんな彼女に次々と惹かれていきます。
チャラい愛はひとつもない、妥協もない。
誰もが真剣にスザンヌを大事に思ってくれています。
ああ、うらやましい。
私とは真逆(T_T)。
モテの無双状態。
こんなふうに心から溺愛されてみたい。

ジャンヌ・ダルク がもし人生をやり直せたら

  • 投稿者: 吉 十亜   [2024年 10月 12日 19時 16分]
フランスの国民的ヒロイン ジャンヌ・ダルク。
百年戦争で窮地に追い込まれていたフランスの窮地を救った。
象徴的なイメージは白馬に乗って軍旗を掲げる姿だ。
しかしその末路は悲しすぎる。
19歳にして魔女裁判にかけられ、火刑台で火あぶり処刑。
辛すぎない?
だれもが彼女が救われてほしいと思うだろう。
それを書こうとしている? 小説を見つけた。
名前は変えてある。
でも明らかにモデルはジャンヌ。

結末はハッピーエンドかバッドエンドかわからない。
でもジャンヌ・ダルクに人生やりなおしの機会がほしかった。
それをかなえてくれたのがこの作品。
今後も読んでいきたいと思う。
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