イチオシレビュー一覧

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そして小さな文学少女は夢をみて冒険にでるのです――

∀・)こんばんわ。大人になっても母から「こういち」って呼ばれたり「こうちゃん」と呼ばれたりするけど、呼ばれる時の母が何か違うのか考えて勇気をだして尋ねたらところ、「なんなく」と即答されて現実を知ったオッサンで~す♪♪♪いでっち51号で~す♪♪♪


∀・)本作は2部構成の童話作品です。内容はこのレビュータイトルにありますように小さな女の子がだいすきな絵本を読んで冒険にでるおはなし。ここでいう冒険とは本を読んで想像を膨らますことを指します。そして1部の主人公であるほのかちゃんはだいすきな絵本に夢中になることを母に注意されるのですが、さて、気になる第2部の主人公はというと――


∀・)夢は諦めるものでなくて膨らますもの。


∀・)この作品の魅力ってこちらの僕がしたためたレビュータイトルにあるとしたいのです。


∀・)文学に触れて想像を膨らますそのロマン、その醍醐味を是非ご一読あれ☆☆☆彡

夢中になって本を読んだ思い出あるのではないですか? この作品に出てくる女の子も本に夢中です。そして、それを心配するお母さんも実は昔に……

  • 投稿者: 水渕成分   [2025年 02月 05日 05時 07分]
「小説家になろう 冬の童話祭2025 冒険にでかけよう」参加作品です。

文字数は7088字で、ジャンルはもちろん童話です。

登場人物は二人。本を読むことが大好きな小学校二年生のほのかちゃんとそのお母さんです。

お母さんはあんまりほのかちゃんが本を読むのが好きなので、少しはお外でも遊ばないとと心配しているようです。

ほのかちゃんは今日は本を読んで、おやつを食べた後、なわとびの練習をするとお母さんと約束しています。

ところがおじいちゃん(お母さんのお父さん)からもらった「エルマーのぼうけん」を読んでいて夢中になり、なわとびの練習を忘れてしまい……

夢中になって本を読んだ思い出あるのではないですか? この作品に出てくる女の子も本に夢中です。そして、それを心配するお母さんも実は昔に……

何を選んでも子供にとっては冒険なのだ! だから親は魔法の言葉で背中を押してあげるだけで良いのだ!

『冬童話2025』のテーマでもある「冒険にでかけよう」をタイトルに冠したこの童話は、実に示唆に富んだお話なのです。

幼い子どもにとっては、日々の全ての瞬間が掛け替えのない冒険の舞台なのだと言っても過言ではないでしょう。
だから、好きな事に没頭すると、お母さんとの約束もついつい忘れがち……。
一方、親は子供に良かれと最善の道を勧めるのですが、なかなか思い通りにならなくて歯がゆい思いをするのもしばしば。

さて、あなたなら、こんな時にどうしますか?
ほのかちゃんや、お母さんになって考えてみて欲しい……。
そう思わずにはいられない、素敵な物語りです。

愛しい子どもが冒険の世界へ飛びだして行く……。
その時に子の背中を押す魔法の言葉を親は持っているのですねぇ。
そう思わずにはいられない童話。
ぜひとも、お子様に語り聞かせてあげてください。
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