イチオシレビュー一覧

９１９８字の異世界恋愛です。

ヒロインは伯爵令嬢のマリア・モーリントン。８歳。幼女です。

しかも元々日本の漫画家志望で専門学校生だったのが、この世界に転生してきたものです。

但し、転生にあたってのチートなどは全くなし。日本での知識がアドバンテージではありますが、僅かなものです。

なので、マリアはのんびり貴族令嬢ライフを楽しんでいます。そして、とても家族思いなので、前世での知識は家族へのプレゼント作りに活用しています。

その中で、遠く離れた王都の寮で暮らす兄に七枚の木製の栞を贈ったことから波乱が起きます。この栞は「聖具」と判明。すなわちマリアは聖女！　教会はマリアを引き取ろうとしますが、父と兄は猛反対。そして、兄の友人の驚きの行動とは……

とても可愛らしく楽しい作品です。転生幼女を囲む優しい人たちの物語を楽しんでみてください。

主人公は転生した八歳の女の子。ある日、兄へのプレゼントに栞を作ったら—
その兄が通う学園に、転校生がやってくる。元々平民であった彼女に貴族的な礼儀作法はなく、娼婦のような振る舞いはとてと失礼なのだが何故か人気であった。兄はそんな彼女を不審に思い、衝撃の事実が発覚する。その事実、結構びっくりなので是非とも読んでもらいたい。そして主人公が可愛い！