イチオシレビュー一覧

▽レビューを書く

さすがの力量と言わざるを得ない!「優しい賢者様と魔法が使えなくなった聖女のわたし」という春の訪れ。

僭越ながら、もともと力ある作家様だと、お見受けしている。
イセコイジャンルでも、その筆力は圧巻の一言。
なんといっても登場するキャラが良い。
聖女の力を失ったナツ。諸事情により、彼女に求婚する賢者アルバート。
二人を見守る司祭様や、ナツの故郷の人たち。
みんなみんな、心根が良い。互いを慈しむ表情が、鮮やかに浮かんでくる。

なぜアルバートが、ナツに求婚したのか。
一緒に帰郷した二人がそこで何を見るのか。

春の夜に似合う、ハッピーエンドを是非!
↑ページトップへ