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王室内部で冷遇されていてもヒロインにはまた違った才能と仲間があります。これまたハピエンでしょう。

  • 投稿者: 水渕成分   [2025年 06月 14日 05時 56分]
5650字のコメディーです。舞台は異世界。

ヒロインはウィルヤーク王国の第三王女ユリヤ。但し庶子であり、正妃の子である兄や姉とは明確に区別され、王位継承権もありません。

兄姉にも酷い扱いを受けるユリヤですが、割り切って趣味の世界に生きています。裁縫、バラ園の手入れ、そして、貝を拾い集めること。

中でもユリヤが最も関心を寄せているのは「伝説の貝を手に入れること」。大変美味らしいのです。

「伝説の貝」を求めるのはユリヤだけではありません。凄腕の料理長、伝説の漁師、伝説の海産物賢者。

取り合いをしようというのではありません。協力して「伝説の貝」を手に入れ、調理しようというのです。そして、また、ユリヤも貝に関する隠れた才能の持ち主で……

王室内部で冷遇されていてもヒロインにはまた違った才能と仲間があります。これまたハピエンでしょう。
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