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登場する高校生たちが初々しいです。自然体な生き様だけでも梅雨空を吹き飛ばしそうです。

  • 投稿者: 水渕成分   [2025年 07月 04日 05時 04分]
しいなここみ様主催の「梅雨のじめじめ企画」参加作品です。

2312字の現実世界恋愛です。

季節は梅雨。湿度の高さは高校生たちも鬱にしているようです。

そんな中、ヒロインの夏野爽風(さやか)さんは、幼馴染みの霜村潤太君に気合を入れます。

「これ以上考え込まないで好きな相手に気持ちを伝えろ」

この言葉に背中を押された潤太君は立ち上がります。

「隣のクラスの白雪姫乃さんに伝えてくる」

 ここで爽風さん、愕然。潤太君の好きな相手とは自分であると確信していたから。

 周りの女生徒さんたちは励ましてくれたりしますが、いやまだまだここから意外な展開が……

登場する高校生たちが初々しいです。自然体な生き様だけでも梅雨空を吹き飛ばしそうです。

梅雨の時期の学校

エアコンのない梅雨の学校というのものは大変不快だった記憶があります。
エアコンがあったとしても気温が低ければ付けて貰えないのではないでしょうか?
コンクリで作られた校舎の中でジメジメというのは、それだけで気分がとんでもなく暗くなってしまう環境だった記憶があります。
そういう学生生活の記憶が呼び起こされてしまいます。
でも安心してください!
この話はそんなジメジメしたものを吹き飛ばすだけの恋の話なのです。
是非読んでみてください!
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