イチオシレビュー一覧

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純朴なタヌキ親子と、優しい写真家のおじいさん。その心の交流に癒されます

 この優しく、ほっこりとした世界に癒されます。

 ある写真館を営むおじいさん。その写真館に、とある「お客さん」がやってきます。
 それはタヌキ。
 タヌキは、「宝物を撮影して欲しい」と依頼します。子供が生まれたので記念写真を撮りたいと言う。

 もしかして化かされて葉っぱのお金を渡されるかもしれない。そう思いつつも、「面白そう」と思って依頼を受けることに。

 タヌキだから、後で車に轢かれないかと心配するおじいさん。そして、おじいさんに心からの感謝をするタヌキ。

 優しい人間と、純真なタヌキたち。その交流がとてもあたたかく、読んでいて優しい気持ちになれます。

 とてもいいものを読んだなあ、と思わせてくれる、素敵な作品でした。
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