イチオシレビュー一覧

５９３８字の異世界恋愛です。

ヒロインは公爵令嬢のルディリア。婚約者であるディアド王太子に心から恋していました。

但し、ディアドはルディリアに対し、「自分が愛しているのは平民のアリアであり、ルディリアとは『白い結婚』とする」と宣告してきます。

ルディリアは深く失望します。考え方があまりにも甘い。「白い結婚」は受け入れますが、独自に王立学園で国政の将来を考える集まりを立ち上げます。

ルディリアの周りには彼女を慕うディアドの弟オスカーをはじめ、人が集まり、国家の先行きを憂える声が出ます。そして、アリアとの恋愛に耽溺するディアドは……

人と恋愛することは大事ですが、ノブリス・オブリージュ。責任ある立場の人はそれも自覚してもらわないと。ヒロインはハピエンです。

ルディリアには幼い頃に決められた婚約者がおりました。
婚約者のディアド王太子を初めて見た時恋に落ちたのです。
そう、ルディリアの初恋だったのです。
そして将来は王妃になりディアドと共に生きて行くと信じていたルディリア。
そんな夢は脆くも崩れる事になるとは夢にも思わずに。
ある日、ルディリアはディアドに呼び出され、
白い結婚を言い渡されます。
ディアドの心はもうルディリアから離れていたのです。
悲しみに暮れるルディリア。
しかし、王妃になるのが自分の定め。
ルディリアは悲しい気持ちに蓋をして白の結婚を承諾します。
そこに、二人の運命を大きく変える人物が現れるのです。
ずっとルディリアに恋心を抱いていたオスカー。
ディアドを陥れ、ルディリアと結婚するチャンスを狙っていたのです。
複雑に絡み合った恋のトライアングル、この恋の結末は？
そして、今宵もあの騎士団に獲物は舞い込むのか？