イチオシレビュー一覧

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お腹が空くラーメンの魅力

  • 投稿者: はな   [2016年 02月 13日 11時 10分]
ありとあらゆるところに突如として現れるラーメン屋さん。魔王城だったり森の中だったり異世界だったり。
どうしてそこに現れることが出来るのかなどは一切描写がありません。でもそこが面白いのです。
会話だけで進む物語なので読みやすいです。
一度読むと最後まで一気に読みたくなると思います。ラーメン食べたくなりますよ!

素敵なラーメン屋さんと名乗る店主は本当に素敵です

  • 投稿者: 退会済み   [2013年 05月 29日 16時 43分]
管理
様々な世界が、交わっているのか、それともねじれの位置にあるのか、それは全く解らないですし、このお話の場合解らなくてよいのだと思います。

皆、ラーメン屋の店主が作るラーメンに夢中になる、そのハマり方がマニュアル的ではなく、一人一人が本当にファンタジー的なリアルさだがリアルで台詞のみの作品だというのに読ませてくれる、魅せてくれる、それが心地いいのです。

ワンパターンになってしまってもおかしくないこのお話が、登場する人間の数だけお話があるんだよ! と言わんばかりに主張してくれるのが良い感じで、良い文章と知り合えたなぁという感動に満たされます。

地の分が無かったという事すら、初読の時は気付かない位にのめり込んでいたのですが、再読して時の分が無いだけでなく余計な説明文もないという事に驚きました。

※空腹が刺激されるのでダイエッターはダイエットが成功するまで読まないほうが良いかもしれません

異世界+ラーメン屋台=

異世界とか現代に似て微妙に違う世界とか宇宙とか、そんなトコに現れてはラーメン振る舞うラーメン屋台のお話。
魔王城の中とかどうやって訪れたのかとか、そういう細かい話はいいんだよ! と言わんばかりの勢いで、というか登場人物自体が突っ込んでますが、まあラーメン啜りながら屋台の親父(若い)と客とのトークが繰り広げられます。
地の文無し、台詞のみですが、大変面白いです。
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