イチオシレビュー一覧

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国家・軍団転移ものが好きな人に超おすすめ。最弱の人間の王と最強の魔物国家の物語 ☆祝☆書籍五巻 2023 5/30発売!!

  • 投稿者:   [2019年 10月 20日 19時 46分 ()]
主人公の王としての成長も面白いのですが、この作品の魅力は何といっても魔物たちの活躍です。
圧倒的な力で敵を蹂躙する姿や、誰よりも弱い主人公を最弱と認めながらも敬愛し慕う様子。そして国に生きる魔物の民同士の交流など、とても生き生きと描かれていて作者さんの愛を感じさせます。

現在書籍化され第一巻が発売中ですが、書籍版では主人公のヘタレさが少し減って、若干前向きになっています。同時に、魔物たちとの距離も縮まっているのは嬉しいところ。
さらにweb版から大幅に加筆修正されおり、主人公と臣下の魔物たちとの交流だけでなく、団長同士や末端の兵士、ただの国民の様子などをより生き生きと描かれています。
特別短編では過去のゲーム内で、NPCであった配下の魔物たちが実はこんな風に生きてた!?というファン必読の内容です。
非常に完成度が高く説得力もあって超面白いので、ぜひ買ってみることをお薦めします。

最弱の王と無双の軍勢

  • 投稿者: Yakusa   [2017年 12月 18日 01時 56分]
この作品はいわゆる軍団tueeeモノです。しかし重要なポイントは主人公自身は中身も外側も平凡な人間ということです。そんな平凡な主人公を、ゲームだった頃の設定のまま王として信奉し続ける無双の軍勢たち。全くもって未知の異世界で最弱の王は無双の軍勢を従えてどのような答えを出すのか。
主人公が等身大であるからこそ、よりリアリティを感じることの出来る名作です。
丸パクリに近いレベルの後追い作品が生まれ、さらにそれが書籍化するほどの巨大な影響を与えた、なろう界における影の重鎮。
更新が止まっているのが悔やまれます。

更新される希望を捨てきれない面白さ、そして更新再開!

小説家になろうの数多ある作品群に埋もれた良作。
某作品に代表される、俺の軍団tueeモノ。
よくある異世界転移系。大抵の作品は主人公強いのが当たり前ですがこの作品の主人公自体は戦う能力はありません。が、それを補ってあまりある部下達がいます。
主人公視点とその他視点による描写切り替えにより、主人公勢力の圧倒的さを上手く表現されてます。

更新も再開されたので軍団モノが好きな人にお勧めです!!

異形の戦友たち。

  • 投稿者: 退会済み   [2013年 02月 23日 23時 35分]
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人ならざる戦友たちは果たして戦友と呼べるのか?

主人公は疑った。突然、自身より遙かに優れた戦闘能力を有した魔物たちに囲まれれば、誰しもが思う疑問だろう。主人公が疑心暗鬼に陥るのは当然と言える。
 
 そんな当然を上手く描写している作品です。

 だが、どれだけ周囲の異形の戦友達を疑おうとも、それらを使役して導かなければならない立場にある以上、主人公は振る舞わねばならない。異形の戦友達とっての名君として。

 なろうの作品の多くは信頼できる仲間を勝ち得て、大成する主人公たちが多いが、本来それがとても難しい事など改めて感じさせる名作です。

 皆さんもヒトの信頼を勝ち得ようとすることがどれだけ難しいか、この作品を読んで改めて思い知るべきではないだろうか。

 まぁ、そんな主人公の思いは杞憂杞憂なのだが。

カッコイイセリフと面白いキャラが良いですね

とても好きなフレーズがあります
「しくじれば終わりだ。ベストを尽くしているとはどう見ても言えないが、最良の手段だと思ってやるしかない」

このフレーズがステキです。とてもカッコいいです
フランス風にいえばケセ ラ セラですが、それとは
別のニュアンスでステキだと思います

キャラクターではエイラが実に魅力的で良いですね。
特に性格が良いと思います
他にも良いキャクターが沢山いて良いと思います
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