イチオシレビュー一覧
▽レビューを書くさあさあ、紳士淑女の皆みなさま。よってらっしゃい。観てらっしゃい。
ただいま679話。
そして今なら日々更新の「奇」祭り実施中。
これを放っておくって手はないってもんさ。
え? そんなに読めないって? そんな心配しなさんな。
なにせ一話完結。
どこから読んでも、すうっと物語のなかにはいっていけるって優れもの。
道の角から。部屋の隅から。
職場で、学校で。
ほら非日常が顔を覗かせてコッチを観ている。
少々コワくて不思議から、こころがホッコリする物語まで百花繚乱の面白さ。まさしく現代の千夜一夜ものがたり。
さあ、物語りの扉はすぐ目の前。
手を伸ばしてちょいと覗いてごらんよ。面白さは保証つき。
ただしこの保証は片道かぎり。
え? どういう事だって?
いえね、物語り世界から帰って来られるか否か。それはあなた次第って事でさあ。
お、旦那。行くんですかい? ではお気をつけていってらっしゃいませ。
ただいま679話。
そして今なら日々更新の「奇」祭り実施中。
これを放っておくって手はないってもんさ。
え? そんなに読めないって? そんな心配しなさんな。
なにせ一話完結。
どこから読んでも、すうっと物語のなかにはいっていけるって優れもの。
道の角から。部屋の隅から。
職場で、学校で。
ほら非日常が顔を覗かせてコッチを観ている。
少々コワくて不思議から、こころがホッコリする物語まで百花繚乱の面白さ。まさしく現代の千夜一夜ものがたり。
さあ、物語りの扉はすぐ目の前。
手を伸ばしてちょいと覗いてごらんよ。面白さは保証つき。
ただしこの保証は片道かぎり。
え? どういう事だって?
いえね、物語り世界から帰って来られるか否か。それはあなた次第って事でさあ。
お、旦那。行くんですかい? ではお気をつけていってらっしゃいませ。
本当にさくっと読めてゾクッとする
- 投稿者: 退会済み [2017年 04月 14日 19時 27分]
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本当に短いお話なんですが、怖いです!
さくっと読めちゃうから、次々に読みたくなっちゃいますよ。
作品は沢山あるので時間がある時に読みすすめるのにちょうどいい作品ではないかと。
淡々と簡潔に書かれているのでリアリティがあります。
だらだら書かれてる小説がNGな方にはぴったりですね。
短編長編関係なく、「とにかく怖いホラー小説が読みたい!」方にもおすすめです!
さくっと読めちゃうから、次々に読みたくなっちゃいますよ。
作品は沢山あるので時間がある時に読みすすめるのにちょうどいい作品ではないかと。
淡々と簡潔に書かれているのでリアリティがあります。
だらだら書かれてる小説がNGな方にはぴったりですね。
短編長編関係なく、「とにかく怖いホラー小説が読みたい!」方にもおすすめです!
怖い話、あるいは不思議な話が好きな方へ。
ここにおさめられているのは、どれを取っても極上の輝きを放っている怪談話たち。
その数たるや、このレビューを書いている段階で618話。なんと、百物語が6回も出来てしまいます!
でも600話は敷居が高い・・・と思って、躊躇しているそこの貴方。まずは試しに一話、読んでみてください!絶対に後悔なんてしませんから!
貴方のページを繰る手は、きっと止まることが無い筈です。
ここにおさめられているのは、どれを取っても極上の輝きを放っている怪談話たち。
その数たるや、このレビューを書いている段階で618話。なんと、百物語が6回も出来てしまいます!
でも600話は敷居が高い・・・と思って、躊躇しているそこの貴方。まずは試しに一話、読んでみてください!絶対に後悔なんてしませんから!
貴方のページを繰る手は、きっと止まることが無い筈です。
連綿と続く美しく奇妙な世界
- 投稿者: 石河 翠@「運命の番を嫌う訳あり娘は拒めない」配信中 [2017年 02月 27日 18時 17分]
そこにあるのは、日常の一コマである。いつもと何ら変わらぬ風景の中に、突如としてそれは紛れこむ。それは時としてあなたを甘くとろけさせ、時として恐怖に落とし込む。時にほのぼのと心を和ませ、時に切なく哀愁さえ漂わせる。
それは日常を非日常に変え、また密やかに元の姿へ戻って行く。それとの邂逅はまさに「奇」であり、我々は受け入れるしかないのだ。
きっとこの世界を覗き込んだら最後、あなたは目を離すことができないだろう。万華鏡のようにきらめき、刻々と姿を変えるこの世界にきっとのめり込むだろう。淡々と綴られた言葉の余韻にうっとりと浸るに違いない。そしてはたと気がつくのだ。己の日常のどこかに、「奇」が訪れはしないかと期待する自分に。
それは日常を非日常に変え、また密やかに元の姿へ戻って行く。それとの邂逅はまさに「奇」であり、我々は受け入れるしかないのだ。
きっとこの世界を覗き込んだら最後、あなたは目を離すことができないだろう。万華鏡のようにきらめき、刻々と姿を変えるこの世界にきっとのめり込むだろう。淡々と綴られた言葉の余韻にうっとりと浸るに違いない。そしてはたと気がつくのだ。己の日常のどこかに、「奇」が訪れはしないかと期待する自分に。
このレビューを書いている時点で、話数は約500話。だからといっておののく必要はない。怯える必要はあるかもしれないが……。
珠玉の、という形容がある。一粒一粒が全く異なる形、色の数珠のように。読みやすく秀逸な短編ばかり。
ぞっとするような恐れ。背筋が凍るような怖れ。日常で出会う畏れ。ちょっとほっこりするホラー。
気付いてしまうとゾッとする、ふっとした時にヒヤッとする。そんな日本的なホラーが多め。
ガッツリでなくていい、小粒でいきたい。そんなあなたにオススメ。
ちょっと空き時間に読めて、全部読み切れずにモヤモヤするということもそうそうない。
あなたの求めるホラーとはどんな《恐怖》?
きっとここには、貴方の好きなホラーがある。
日常に紛れ込む、ちょっと奇妙な一瞬と邂逅する。そんなショート・ショート集。
テーマは実に多彩で、時に恐ろしく、おぞましく、感傷を誘うこともあれば、大層美しくもあり、微笑も零れる。何れも読了数分という短い尺に収められながら、筆者の幅広い知識と突拍子もない着想、巧みな技術を堪能するのに不足な要素は、一切ない。
本作は、一話一話がとっても「贅沢」。
といっても、それは石油王の勝負服でも豪華な晩餐でもない。庶民の贅沢である。たとえば有名店のチョコレート。月に一度のレストラン。そういった、手を伸ばせば届く距離にある、身近で庶民的な、且つ上質の娯楽なのだ。
「ちょっとした贅沢の詰め合わせ」。
手に入れば、美味しいこと受け合いである。
――意訳。
敷居は低いのにハイクオリティ。面白いから、まぁ一話でも読んでみなさいって!
テーマは実に多彩で、時に恐ろしく、おぞましく、感傷を誘うこともあれば、大層美しくもあり、微笑も零れる。何れも読了数分という短い尺に収められながら、筆者の幅広い知識と突拍子もない着想、巧みな技術を堪能するのに不足な要素は、一切ない。
本作は、一話一話がとっても「贅沢」。
といっても、それは石油王の勝負服でも豪華な晩餐でもない。庶民の贅沢である。たとえば有名店のチョコレート。月に一度のレストラン。そういった、手を伸ばせば届く距離にある、身近で庶民的な、且つ上質の娯楽なのだ。
「ちょっとした贅沢の詰め合わせ」。
手に入れば、美味しいこと受け合いである。
――意訳。
敷居は低いのにハイクオリティ。面白いから、まぁ一話でも読んでみなさいって!
日常に潜む怪異を切り取った、味わい深い掌編集。
筆致の軽妙さはもちろん、派手に肉づけをすれば長編になりそうなネタを、惜しげもなく書き連ねられる発想力の豊かさには毎回感服させられる。
真相が曖昧なそれぞれの幕切れは、時におかしみが湧き、時に感傷的で、油断していると心底ゾッとすることもある。しかし登場するほとんどの語り手は、不思議だけどまあこんなこともあるわな、と受け流してまた日常へと戻ってゆく。『恐』ではなく『奇』。怪異に遭遇しても現実はさほど揺るがないのだ。
ふと見上げた空に、耳をつけたドアの向こうに、雨上がりの地面に、街灯の下に、異形のモノたちは存在する。それらと遭遇する時、我々だけでなく、彼らの方もまた驚いているのだろう。そんなことを想像すると、自分にもいつかその一瞬が訪れないかな、と奇妙な期待を持ってしまうこと間違いなし。
筆致の軽妙さはもちろん、派手に肉づけをすれば長編になりそうなネタを、惜しげもなく書き連ねられる発想力の豊かさには毎回感服させられる。
真相が曖昧なそれぞれの幕切れは、時におかしみが湧き、時に感傷的で、油断していると心底ゾッとすることもある。しかし登場するほとんどの語り手は、不思議だけどまあこんなこともあるわな、と受け流してまた日常へと戻ってゆく。『恐』ではなく『奇』。怪異に遭遇しても現実はさほど揺るがないのだ。
ふと見上げた空に、耳をつけたドアの向こうに、雨上がりの地面に、街灯の下に、異形のモノたちは存在する。それらと遭遇する時、我々だけでなく、彼らの方もまた驚いているのだろう。そんなことを想像すると、自分にもいつかその一瞬が訪れないかな、と奇妙な期待を持ってしまうこと間違いなし。
夏も近づいてきたので、怖い話を探している方もいるかと思います。
そんな方に、この作品はお勧めです。
短編形式で書かれており、最初読んだ時はわからなくとも、何度か読み返すうちに背筋がゾッとするお話があるかと思います。
全部一気に読むのは大変ですが、夏の夜にひとつ、またひとつとお話を消化していくのはどうでしょうか?
そして、気に入った(気になった)作品の1つを友人に「こんな話を読んだんだけどさ」と紹介してみるといいかもしれません。
きっと、話しているうちに涼しくなってくるはずです。
そんな方に、この作品はお勧めです。
短編形式で書かれており、最初読んだ時はわからなくとも、何度か読み返すうちに背筋がゾッとするお話があるかと思います。
全部一気に読むのは大変ですが、夏の夜にひとつ、またひとつとお話を消化していくのはどうでしょうか?
そして、気に入った(気になった)作品の1つを友人に「こんな話を読んだんだけどさ」と紹介してみるといいかもしれません。
きっと、話しているうちに涼しくなってくるはずです。
こんなにも良質な作品に出会えるだなんて、奇遇だ
- 投稿者: 退会済み [2013年 03月 23日 00時 08分]
管理
どこからかノックの音が聞こえる。ここは外なのに――『ノック、ノック』
人間よりも、猫は敏感なのです。悪いものにはね――『添い寝』
悪夢を見る理由って、わかります? 一番の理由は――『踏み殺す』
他
幼い頃にこわごわとお墓の前を通ったことを覚えていますか?
怪談を嫌いという方でも、ホラー映画や心霊についての特集番組などは見てしまうのではないでしょうか。「恐ろしいけれど、見てみたい」そんな感情です。
同じように、どこか懐かしく、怪談独特の雰囲気を醸し出す文体に押され、あなたはきっと様々な恐怖を味わうことができるでしょう。それは上品な恐怖です。
人間よりも、猫は敏感なのです。悪いものにはね――『添い寝』
悪夢を見る理由って、わかります? 一番の理由は――『踏み殺す』
他
幼い頃にこわごわとお墓の前を通ったことを覚えていますか?
怪談を嫌いという方でも、ホラー映画や心霊についての特集番組などは見てしまうのではないでしょうか。「恐ろしいけれど、見てみたい」そんな感情です。
同じように、どこか懐かしく、怪談独特の雰囲気を醸し出す文体に押され、あなたはきっと様々な恐怖を味わうことができるでしょう。それは上品な恐怖です。
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