イチオシレビュー一覧

▽レビューを書く

幼女とサイコパスがお好き? 結構。ではますます好きになりますよ。どうぞ読んでみて下さい、えげつないでしょう。余裕の下種だ、レベルが違いますよ。

  • 投稿者: 四魔貴族   [2018年 02月 24日 07時 31分]
 主人公である幼女ことペド・フィーリアちゃんについて。一言で言うと『サイコパス』です。

 逆らうものには味方であろうと容赦せず、敵対者には本人のみならずその家族にまで報復するという徹底振り。残虐性も話数が進んでいく毎に増しており、最近では子供に拷問死させるような描写もあります。性格も酷く独善的で自分の意に沿わないような行動や言動を相手がすれば、一瞬でゴミ認定してしまい邪魔になるなら殺そうとまで考えてしまう始末。

 しかしそれは異常ともとれる『家族』への愛情故の行動であり(敵を皆殺しにすれば恨まれることすらない理論w)その姿勢は終始一貫しています。物語の中で彼女がこの性格に至った理由も説明されており、少なくともハマる人には共感できる内容になっています。(私はハマりましたw)
 愛情深いが故に残虐な彼女の物語を一度読んでみてはいかがでしょうか?



 ちなみに本編7割コメディですwww

抱っこちゃんと奇跡ぱわー

 幼女の主人公が下種。それがこの作品の魅力と最初に言わせてもらおう。敵や関係ないものに関し、徹底的な排除思考。されど家族に対しての温情の高さ。また片手で足りるであろう友達に対しても、独自感覚の友好性を誇る美幼女。全方面に独特なので、くすりと笑ってしまう場面が多い。

 その幼女がハーレムを、女性だらけの家族を築く作品。だがそこには形や思いが込められている。形だけのハーレム作品ではないことを知ってほしい。見てほしいのだ。

 最初に読んで、そしてどう思うかは皆様次第だ。序盤で切らないでほしい。この作品は確かになろうテンプレを進んでいる。しかし、斜め上方向へと突き進み、誰かを無条件に助けるという点もない。なろう特有の流れをぶち壊して、なおかつ斬新な結末を運んでくる作者の力量を知ってほしい。予想していた通りと違う、こういう展開にするのかと驚くことだろう。
 
 話数が沢山あるため、時間に注意

抱っこちゃんと奇跡ぱわー

もともと百合好きな私が読み漁り「ゲス?別にクズは求めてないけだなー」と言いながら手にした作品。

たしかに、幼女はゲスである。
しかしその方向性は[他人]という限られたカテゴライズでのみ発揮され、幼女は家族想いの可愛らしい主人公である。

救われた者が救った者を崇拝するのは道理。そうして家族を増やし、たまの悪戯で家族と戯れる。

百合タグはなかった。


たまに鎖骨を舐める程度の幼女冒険記。
拷問もツンデレには霞むほど。

一度は読んでみるべし。
↑ページトップへ