イチオシレビュー一覧

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文章だけでも圧倒される

  • 投稿者: たんたん   [2014年 07月 20日 17時 26分]
なろうでは珍しい圧倒的な描写力。
緻密に細かく全てのシーンが表現されているので、それだけでもお腹いっぱい満足。読書好きなら読んでいてアドレナリンがどばどば出てきます。しかし食べ物を食べるシーンがいつも美味しそうに表現されているので、読んでいてお腹が減ってくるのが困りものです(笑)
主人公のランタンも相棒の女の子も可愛くてとても好感が持てます。

ダイヤの原石をみつけたよ。

  • 投稿者: 退会済み   [2014年 07月 01日 07時 05分]
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タイトルからして変わった小説ですよね。

ストーリーも他のレビューに書かれていたように今時の商業向きの作風ではないのだけれど、そういう流行とかを無視してこの作者のずば抜けた文章の表現力は読者を圧倒して作品の世界に引き込みます。
この表現力は天性の才能と努力の積み重ねなんだろうと思います。
このダイヤの原石のような作品を一人でも多くの読者さまにお知らせするきっかけになれたら嬉しいです。

『よくある異世界ダンジョン』を驚異の解像度で。 クールな少年探索者に訪れた転機

  • 投稿者: ヒム   [2013年 08月 16日 15時 01分]
「なろう」の小説には時折
「商業作品ではここまでやるのは逆に難しいだろう」と思うような突き抜けた個性を持つ作品があって、
それはたとえば必要量を軽く超える膨大な設定であったり
空中分解しないのが奇跡に見えるような定石斜め上の展開であったりするのですが、
この作品の場合のそれは、全編通じて揺ぎ無く続く迫真の描写力。

「見せ場だけあって力入ってるな」と思えるシーン限定ならまだ分かりますが
普通は軽く流すであろうようなシーンでも同様のクオリティがずっと続くという凄まじさで
ふと気がつけば、単に装備を整えるために買い物に行くだけの回を
熱心にむさぼり読んでいる自分が居たりします。

誰も彼もにここまでやって欲しいとは正直けっして思わない、しかしこれひとつ読むことで
「いつもの」ファンタジー作品群の描かれざる細部すら生き生きとイメージされてくる。
ファンタジー好きの方には是非お勧めしたい一品です。
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