イチオシレビュー一覧

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もったいない重厚な戦記小説

最初に全てを失った男が新たな世界で全てを手に入れるまでを描いた重厚な戦記小説。
魔法文明が栄える世界で、地球と同じような科学文明を基にした軍隊が時に無双し、時にファンタジーなめんな地球をされてしまいます。

野心的で有能な主人公は読者にとって感情移入しにくい人物です。
しかしそんな男が理不尽な魔法世界を駆け抜けていく様は思わず見入ってしまう魅力があります。

文章力、物語の構成、設定、それら全てがハイレベルに纏まった良作です。
惜しむは後半のあまりにも駆け足で駆け抜けてしまった感のある終わり方でしょうか。

あなたが戦記好きなら一読の価値はあります!

本格的な戦記物語

  • 投稿者: 退会済み   [2013年 11月 11日 19時 26分]
管理
タイトルは一見シンプルですが、中身はとても濃厚で噛めば噛むほど味わいを感じられるお話です。

主人公も充分魅力的ですが、周りの善良なキャラや悪役のキャラも大変魅力的です。

笑いあり、涙ありの本格戦記ものは、戦記のことをあまり詳しくない方々でも読める作品です。

様々な作品がなろうにある中で、この作品は個性的です。

是非一度、読んでみるのはいかがでしょうか?

戦争、国取り、謀略・・・読みたいなら、これしかない!

  • 投稿者: いち   [2013年 09月 22日 08時 51分]
母国で敗戦を迎えた男が、異界の王に召還され、異界で新たな人生を歩む。

王の無能の烙印を押され、牢屋に投獄された主人公。

彼は怒り、王に復讐することを決意する。

新たに宿った異能の力を駆使し、男は謎の領主として次々とその支配を広げてゆく。

王は男の策略に気づき、主人公を叩き潰すのか。

それとも、主人公が事を成就させるのが先か。

王と主人公の駆引きが始まる。

そして世界は、彼の巻き起こす騒乱によって、その支配図を変化させていく。

後に大公と呼ばれる将軍の復讐と、果てしない野望の物語。

軍略と知略がよいですよ、戦記好きにお勧め

  • 投稿者: 退会済み   [2013年 08月 01日 12時 47分]
管理
 大切な人たちが死んでいく……国のために、勝利を目指して戦い続け、戦い続け、しかし敗戦という憂き目にあう主人公。
 部下たちが死んでいく……しかし必死に戦い続けた男、主人公である『彼』が召還された異世界。

 
 そこで彼は異能をえてなお、知略を重ね戦乱の世をいきぬこうと足掻く。

 悲しみも切なさも、そして優しさも喜びも……。
 全て感じられる戦記ものです。

 ライトファンタジーテイストで読みやすくしやがってます。
 
 一気に読めます。戦記初心者も、読み込んでいる人にもお勧めです。

 
 

大公の世界へようこそ!

  • 投稿者: clock☆   [2013年 07月 29日 14時 01分]
さてさて『大公』についてのレビュー。

戦記としては気軽に読めるライトファンタジー戦記!

どん底からのスタート。

主人公である大公の悪知恵!

そして更に彼は上り詰めていく。

個性あるキャラクターにあなたも惹かれていきますよ。

話自体も度々改稿されており、より良いものになっています!

作者のこだわりが伝わってくる作品。

ロゴもかっこいい!

地図でより把握しやすく!

戦記をあまり読まない人でも試しに1話読んでみて!

この世界にあなたもファンになりましょう!

主人公がとにかくカッコいい!

  • 投稿者: 退会済み   [2013年 07月 09日 16時 54分]
管理
上の命令に逆らえず、必死に上を目指した主人公。
しかし、そこに待っていたのは『敗戦』の二文字だった。

大事な部下を何名を失いながらも祖国のために必死になって戦い続けた男。
それがとあるきっかけで新しい世界の支配者となる。

新しい世界での自由になるものを少しずつ見つけながら、
彼は自分が失った『なにか』のために戦うことを決意する。

順調に進んでいく、領土の争い
主人公の行き着く先は!?

「さあ、地獄の底で共に踊ろう」

「軍記物読みたい!」というそこのアナタ!必読です!

  • 投稿者: ユリナス   [2013年 07月 02日 23時 32分]


全ての始まりは地下牢。

憎き王はこう言った。

「大公の地位をお前に与えよう。」
「領土もやろう。」

「ただし、牢獄という名の領土だがな!」




屈辱を、怒りに。怒りを、憎しみに。憎しみを――


「――見てるがいい。」


使えるものはなんだって使う。部下も、同じ地下牢の住人も、私利私欲に走る教会でも、構わない。




――チェックメイトだ。








いまだかつてない衝撃をあなたに。

さぁ、大公の野望の行く末を、ともに見届けよう――!!


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