イチオシレビュー一覧

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私、絶対に日本に帰ります。

  • 投稿者: Katz   [2018年 04月 01日 18時 54分]
異世界に迷い込んでしまった主人公が、日本への生還を目指して全力を尽くします!ですが、一筋縄ではいきません。

異世界転移初心者パックはありません。なにせ迷い込んだだけですから。言葉も通じない。生き抜く力も無い。まずは生活を確立する所からの出発です。

そして善意に助けられ、恩を返し、知恵を絞り、頼り、頼られ、、、異世界との離れがたい絆が、どんどん強くなっていきます。帰りたい気持ちと残りたい心との間で揺れ動く主人公。

果たして日本へ帰る事が出来るのか?最後の最後まで目が離せません!

歳を感じさせるリアルさ、だけど魅了される不思議さ

  • 投稿者: たかし   [2017年 02月 14日 22時 15分]
自分の読んだ数が足りないだけかもしれませんが、まずタイトルを見てアラフォー女子が主人公というところに惹かれます。

言葉が通じない世界で、自分の歳に悩む姿や人生経験を生かして異世界の人たちと交渉する姿はリアリティがあり必見。

異世界転移、転生ものの物語は主に若い年齢層で最近流行っているそうですが、このリアリティはより高い年齢層の方々でも共感できる部分が多いはずです。

俺の嫁に来て欲しい・・・

  • 投稿者: 退会済み   [2013年 08月 02日 16時 21分]
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異世界転移物でありながら、所謂剣と魔法ではなく、知識、それも当たり前の実生活(アラフォー有能派遣社員with婚活自分研きテヘ♪orz)から得た知恵と経験から人々を魅了する女性の物語。

外交話では、単純な利害交渉ではなく、要人の心の機微、立場、状況を主人公の女性らしい着眼点を持って成功に導く展開は見物。

その展開には、やはり人間は感情の生き物だよなぁ、と思わせられる説得力があります。

また、他の異世界人?も出てきますが、本来当方は安易な異世界人の追加登場は好みではなく、そっと閉じるタイプなのですが、本作に関しては、シチュエーションに縛りが多く、異世界チート能力もかなり限定的なためどうやって主人公・主人公の周りの人々・主人公以外の異世界人を絡ませるのか、非常に好奇心を刺激されています。


文章も読みやすく、かなりお勧めな一作です。

いいじゃない、アラフォーだって。

  • 投稿者: 愛七ひろ   [2013年 07月 19日 21時 52分]
「異世界から元の世界へ、日本へ私は必ず帰る」

 元の世界を捨てたい話が多い中で、冒頭で主人公のアラフォー梨絵さん(35)は誓います。
 異世界に来てしまったことよりも、35歳になってしまった事に心を悩ます姿があまりにリアルで、思わず応援したくなります。いいじゃない、アラフォーだって。

 言葉も通じない異世界で、頼りになるのは元の世界に通じる鞄が一つ。
 体を通り抜けさせるほどの大きさは無いものの、元の世界のアパートに繋がる鞄。

 チートと言うにはあまりにささやかですが、その鞄から手に入る品で何とか生き延び、これまでの人生経験を生かして現地の人達と交流していくのです。

 梨絵さんあらため、リエス女史の異世界ライフをご覧下さい。

 凹むリエス女史は必見です。
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