イチオシレビュー一覧

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ダンジョン編までは素直におすすめ

  • 投稿者: sino   [2023年 05月 04日 09時 52分]
ダンジョン攻略編がほんと最高に面白い。

ダンジョンモノ好きならここだけでも読む価値はある。

特に、冒険者たちが長年の挑戦で確立してきたダンジョン攻略方法が存在するのがリアリティをいや増している。

そこをオース世界では異端な考え方を持つ主人公が片っ端から常識を塗り替えていく様は本当に痛快。

駆け出しの初心者から知らない者がいないほどのトップチームへ成長していく様が丁寧に描かれていて、読んでいて興奮しました。

ただ一方で欠点も明確。

冗長な展開が非常に多く、長々と読んで山場を迎えたかと思えば敵を取り逃がして解決は先延ばしに…という展開が多すぎる。

批判が多かったためか、なぜそういう展開になったのかをその一連のシーンの冒頭に伏線めいた説明を入れることがありますが、それがまた言い訳がましくて見ていられない。

肝心な時にだけ何故か無能になる主人公を受けいられれるならおすすめ出来ます。

大人向けの作品だと思います

 本作品の登場人物の言動や心理描写は、非常にリアリティを感じさせるものです。

 主人公を冷酷と感じる読者もいるようですが、主人公の判断や指示が部下の生命や生活に直結すると理解できれば、また違った捉え方になるのではないでしょうか。
 前提として考えなくてはならないのは、本作品の世界では命が軽いということです(他のファンタジー世界でもそうだと思いますが)。
 主人公や仲間、他の転生者も含め、本作品の世界に住まう人々は、傷病や犯罪、戦争や魔物の襲来等により、容易に生命や財産を奪われる危険性と隣り合わせで生活しています。
 このように危険な世界で、主人公は時に傷つき、時に大切な部下を失いつつも、元来持つ人間性や知性、自衛隊での経験で培われた合理性や戦術・戦略眼、商社マンとして養われた経済感覚によって、仲間や部下達と共に異世界で成り上がっていきます。

 急がず、じっくりと読んでみてください。

転生、成り上がり物では超オススメ

  • 投稿者: つーさん   [2020年 09月 19日 16時 34分]
なろうのテンプレで読みやすく
知識チートもありますが
ちょっとだけ変わってます

あれを防具にするとは思わなんだw
考えてみると確かに強いし耐久性もあるし
いい素材なんだけど

それに主人公は最初から強いわけではなく
努力と考察と実戦で強くなっていくので
感情移入もしやすいです

更新頻度があまり高くないのが
やや気になるかもですが
それを除くとかなりいいです

なろうテンプレ読みたいけど
最近食傷気味という人は一読の価値ありますよ

肌に合うならお薦めですよ。

  • 投稿者: える   [2020年 07月 16日 15時 25分]
世の中、十人十色です。
趣味や思考は人それぞれ、嫌ならブラウザを閉じれば良い、個人的にはなろうの作品の中でもベスト10に入る作品だと思います。

色々な作品が発表されていると思いますが、現実的にもし自分が転移したら異世界ってこんな感じかなと。
ちゃんと作者さんの中にはこの物語の世界観が存在している、そんなしっかりとした骨組みの中で組み立てている成り上がりの立身出世の物語、時には蹴落とし、時には欺き、ただ自分はある意味、自分の考えを持って邁進する主人公は嫌いではない。


まぁ、他の方が肌に合わないと思うところも理解はしますけども(笑)

安っぽい二元論、頭の中がお花畑なヒーロー、ヒロイン、そんなものに飽きた方は手に取って1度試し読みをしてみたら?とおもいますよ。

皆さんはもしこの世界に転移されたら誰になると思います? 

主人公の性格に難あり

  • 投稿者: パトリオ   [2019年 01月 27日 01時 27分]
著者も注意書に書いていますが、
練った設定を作中の地の文や台詞で1から10まで説明していくスタイルの作品です。
私はそこは許容範囲で読み進めていました。

問題は主人公の性格です。
設定では「年齢相応に思慮深く、非常に現実的でクレバーな考え方をする。」とありますが、
実際には、他人に対して内心で上から目線の悪態をつき、
偉そうに見下す態度が非常に鼻につきます。
他人を見下す若者がどうとかいうニュースが以前あったと思いますが、そんな性格です。
私は合いませんでした。

集団転生作品の極地

  • 投稿者: ぽよん   [2018年 08月 20日 16時 53分]
集団転生で転生者達の中心に立てる人間。

一見無能な人?
誰よりも平凡な人?
夢と理想に支配された無謀な善人?
優秀なスキルを持っただけの一匹狼?

まあライトノベルなら何でも有りでしょうがこの作品はとことんリアルに[有能で人望厚い元自衛官な壮年男性]を主人公として善悪二元論をこえた目標を示しそれを実現させる意思と能力を求心力に転生仲間や現地仲間と立国する物語です。

理想的人格を追い求める夢物語好きには受けいれにくい作品かもしれませんが集団転生というモチーフをフル活用しつつも夢だけに終わらせない現実味を帯びさせている点でこの作品は集団転生作品の最高峰でしょう。

特にダンジョン攻略シーンが秀逸。
大人読者や女性読者にもお薦めします。

面白い!大人は読むべきです。

素晴らしく細かく完全な設定、登場人物の性格設定、主人公の冷静冷酷に見えて実は情が深い所。ダンジョンの描写の細かさ。
往年のスペースオペラを思わされます。
バローズやボールアンダーソンを読んだ人なら必ず楽しめると思います。
書籍が4巻で終わったのは残念ですけど、作者さんが淡々と更新続けてくれてるのも嬉しいです。毎週楽しみにしています。
個人的にはなろうで一番の作品だと思います。

元自衛官の男性が電車事故で集団異世界転生するお話

  • 投稿者: 和尚   [2018年 06月 05日 22時 07分]
 異世界転生で鑑定スキルがすごいスキルの様に思われだした、原因の作品の一つじゃないかな?
 それにより世界のシステムを色々解明してどうすれば強くなれるかを考えたり、人間関係や、内政チートなど頭脳で勝負しながらも、努力して体を鍛えてリアルに強いタイプの主人公
 えてしてこういうタイプは本当は賢くないけど、周りを馬鹿にして相対的に頭を良くしたり、モブがやたら盛り上げるだけの馬鹿も多いけど、この主人公は本当に頭が良いと思う
 設定や構成も考えられていて、面白い作品です

転生者同士の絡みも見所。

  • 投稿者: 下水道   [2018年 04月 23日 16時 21分 ()]
絡みといってもエッチな意味ではありません(笑)。この作品は、簡単に言えば主人公アルの成り上がり物。
文章がしっかりしていて誤字もほとんどなく、心地よく読めるけどテンポは遅め。主人公の長々とした考察や独白、学術的な説明などは読み飛ばしてます(作者様ゴメンナサイ)。本来「会話文」の所も、地の文になっていて少し見辛いかも。
が、それらを覆す位の面白さがこの作品にはあります。転生者は、同じ事故で死んだ39人。アル以外の転生者は主に〈幕間〉の中で書かれてますが、既に死んだ者、アルと同道してる者、隣国デーバスに所属してる者、どちらにも組みせずにいる者、それぞれにストーリーがあり、前世との関係も相まってワクワクします。特に、これからデーバス側の転生者とどう絡んでいくのか期待。
今(三章)の時点で結構長く、初めて読む方は二の足を踏むでしょうが、一旦読み始めたらどんどん惹き込まれるでしょう。お薦めです。

長く色々な楽しみ方ができる作品

  • 投稿者: けろこ   [2017年 08月 24日 12時 48分]
リアリストな主人公が色々な出来事に挑戦してます。
読む側もダンジョン物が好きとか色々と作品の好みというものがあると思いますが、魔法練習や旅立ち、敵との対決、個人戦闘やチーム戦闘、ダンジョン探索、領地経営等幅広く網羅している作品です。
そのどれもが読み応えあるので、飽きずに読み込めるでしょう。

よくある知り合って間もない奴隷を大金出して買った挙句に解放して〜とか、そういう都合の良い展開はほぼありません。
キッチリと費用対効果を計算できる主人公で、かといって冷酷な性格でもない、人間性のある性格だと思います。
主人公の人間関係のしがらみやある種の計算高さも、この作品の面白さの一因になってると思います。
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