イチオシレビュー一覧
▽レビューを書く バスという文明からバスジャックが起こっての、山という非日常への「転落」。
乗客たちは自然からのサバイバルと共に、廃村というクローズドサークルでの殺人事件に放り込まれてその意味でもイキノコリを目指すことになり……。
この導入でもわくわくしますが、ひとりひとり去っていく登場人物の状況、今回の殺人犯は誰か、目的は? ミッシングリンクの有無、過去の村での事件との関連、時折挟まれる「イキノコリ」は誰か。
作者様から提示された手掛かりの中からあれこれ頭を悩ませました。
そして警察や探偵の介入で、みごとな(に)真相が明らかに……。
冷静な登場人物が多く、不用意な行動や無意味な対立が致命的な事態を招いたりはしませんし(感情に理由があり)、彼らも推理する点も嬉しいです。
私にとってミステリのおいしいところを全部乗せしたおとな様ランチでした。
推理小説・ゲームが好きな方にお勧めです。
乗客たちは自然からのサバイバルと共に、廃村というクローズドサークルでの殺人事件に放り込まれてその意味でもイキノコリを目指すことになり……。
この導入でもわくわくしますが、ひとりひとり去っていく登場人物の状況、今回の殺人犯は誰か、目的は? ミッシングリンクの有無、過去の村での事件との関連、時折挟まれる「イキノコリ」は誰か。
作者様から提示された手掛かりの中からあれこれ頭を悩ませました。
そして警察や探偵の介入で、みごとな(に)真相が明らかに……。
冷静な登場人物が多く、不用意な行動や無意味な対立が致命的な事態を招いたりはしませんし(感情に理由があり)、彼らも推理する点も嬉しいです。
私にとってミステリのおいしいところを全部乗せしたおとな様ランチでした。
推理小説・ゲームが好きな方にお勧めです。
この小説は、世界一とも言われる、アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」を、超える、多分、史上最高峰の巧緻な犯罪トリックを駆使して書かれています。
ラノベが多い中での、真っ向勝負の推理小説です。
他の方もレビューされていますので、詳しい事は、ネタバレにもなるので、敢えて書きませんが、現在、活躍されているプロの作家の推理小説よりも、遙かに複雑で精緻で巧緻な物語である事は、否定出来ません。
是非、ご一読を!!!
ラノベが多い中での、真っ向勝負の推理小説です。
他の方もレビューされていますので、詳しい事は、ネタバレにもなるので、敢えて書きませんが、現在、活躍されているプロの作家の推理小説よりも、遙かに複雑で精緻で巧緻な物語である事は、否定出来ません。
是非、ご一読を!!!
まず作者の奥田光治様ですが、なろう媚びせずに本格ミステリを書いている作者様の中で、唯一と言っても過言でないと僕が考える成功者(「イキノコリ」)です。
もちろん、それは運によるものではありません。
なろうウケなど気にする必要がないくらいの圧倒的な作品を数々生み出しているので、見つからないはずがないのです。
そしてこの「イキノコリ」ですが、「平成の八墓村」である廃村を舞台に、バス転落事故の生存者10名が1人、また1人と残虐な方法で殺されていく、という、ハラハラドキドキが止まらない設定となっています。
ただし、この作品は、紛うことなきミステリーであり、「読者への挑戦状」まで付いた本格ミステリーです。
本格ミステリーですが、「ミステリーは堅苦しくてちょっと……」という方にもオススメできる傑作です(「バトルロワイヤル」や「リアル鬼ごっこ」などが好きな方にもオススメです)。
もちろん、それは運によるものではありません。
なろうウケなど気にする必要がないくらいの圧倒的な作品を数々生み出しているので、見つからないはずがないのです。
そしてこの「イキノコリ」ですが、「平成の八墓村」である廃村を舞台に、バス転落事故の生存者10名が1人、また1人と残虐な方法で殺されていく、という、ハラハラドキドキが止まらない設定となっています。
ただし、この作品は、紛うことなきミステリーであり、「読者への挑戦状」まで付いた本格ミステリーです。
本格ミステリーですが、「ミステリーは堅苦しくてちょっと……」という方にもオススメできる傑作です(「バトルロワイヤル」や「リアル鬼ごっこ」などが好きな方にもオススメです)。
いや、本当にミステリー好きなら読んで頂きたい作品です!!
長さも良い感じですし、事件編と解決編で分かれてますから推理に必要な情報が出揃った時点で、事件について納得いくまで考えられます。
何より素晴らしいのは解決を聞いても『理不尽』を感じない事。
前触れの無い伏線も、唐突な第三者も、不可解なトリックも、あ・り・ま・せ・ん!!
途中にある読書への挑戦状からも、作者のフェアな精神が伝わってきて、これはもう受けるっきゃ無いってなりますから!!
是非ともお読みください!!
……そして、私と同じように犯人を外してください(笑
いやぁ、本当に悔しいですから。
向こうがルール守ってる分、本当に悔しいですから!!
色んな方にこの悔しさが伝わる事を祈っております。
長さも良い感じですし、事件編と解決編で分かれてますから推理に必要な情報が出揃った時点で、事件について納得いくまで考えられます。
何より素晴らしいのは解決を聞いても『理不尽』を感じない事。
前触れの無い伏線も、唐突な第三者も、不可解なトリックも、あ・り・ま・せ・ん!!
途中にある読書への挑戦状からも、作者のフェアな精神が伝わってきて、これはもう受けるっきゃ無いってなりますから!!
是非ともお読みください!!
……そして、私と同じように犯人を外してください(笑
いやぁ、本当に悔しいですから。
向こうがルール守ってる分、本当に悔しいですから!!
色んな方にこの悔しさが伝わる事を祈っております。
バスジャックとかつて大量殺人が行われた呪われた村、二つの舞台がリンクし、さらなる悲劇を引き起こす。舞台設定としてはミステリーファンが喜びそうな期待感、ワクワク感を抱かせるもので楽しめました。今回の作品は最後までイキノコリが事件の核となり、熱さを保ったまま展開していくので、読み応えがありました。今回の主人公は「イキノコリ」だと思いますが、実はイキノコリが二人いて、イキノコリ(生き残り)とイキノコリ(真犯人)が最後に相まみえるラストは素晴らしいし、榊原の推理も相変わらず理路整然としつつも、ポイントポイントでしっかりと真犯人を追及していく様は、(今回は)出番が少ないにもかかわらず、さすがは本来の主人公という存在感をいかんなく発揮してるので、その点はしっかりと榊原シリーズで安心しました(笑)これからも素晴らしい作品、期待してます。ありがとうございました。
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