イチオシレビュー一覧

　長期休載中ですが、感動したのでシェラ編終了まででレビュー。
　シェラ騎兵隊の死者全員が復活し、シェラ自身は死神二体分の力をいかんなく発揮します。「死神を食べた少女」では人間相手に手こずる描写がありましたが、今回は勇者と同等の力で化物相手に無双してくれます。とにかく復活した部下とのやりとりが泣ける。これを読むと再び叫びたくなります。シェラ様万歳！
　次は勇者のターンでしょうか。全盛期の魔物絶対殺すガールです。
「火輪」はまだ未読なのですが、こういうお祭り作品があると読まざるをえないですね。

女神様に神託され勇者となった少女は魔王を倒し世界を救った。
しかし魔物は依然として跳梁跋扈しており勇者はただ一人魔物を倒し続ける、それが自身の存在意義であるかのように。
その魔物討伐を邪魔する様に勇者は異世界に召喚された、そこは亜人の勢力に人間が追い詰められた世界だった。
簡単には帰れないと分かればやることはただ一つだ、その為単身で亜人の勢力圏へと向かう勇者。

その先で勇者の下した判断とは・・・。


書籍化された「死神を食べた少女」「勇者、或いは化物と呼ばれた少女」と現在進行中の「火輪を抱いた少女」のクロスオーバー作品

”死神”として敵からも味方からも畏怖される、大食漢の女騎兵隊長。彼女はある日、食事を口に付けようとした瞬間に、見知らぬ地へと転移していた。
そこは、知恵と力を付けた獣”亜人”が軍勢を組んで人間を殺戮する異世界。
人間側に残された最後の砦で、臣下に懇願された皇女が、気休めのつもりでいい加減な召喚儀式を行った結果、彼女が呼び出されたという。
騎兵隊長は、同じく召喚された、激戦の末に壊滅した筈の自部隊を引き連れ、亜人達の軍勢に立ち向かう。食欲に満ちた彼女には、亜人の軍勢が食材の群れにしか映っていない。
異界から現れた頼もしい味方に民衆は歓喜するが、召喚主の皇女だけは不安を抱くのだった…

商業出版を果たした奇作「死神を食べた少女 」「勇者、或いは化物と呼ばれた少女 」の外伝です。