イチオシレビュー一覧

⭐️ストーリー
「白雪姫」を基とした世界に継母として転生させられた主人公。主人公を転生させ、自分の駒として扱う「道化師」、白雪姫を転生させ、自分の駒として道化師と対抗する「死神姫」。
2人のゲームの為に身勝手に転生させられ、しかも自分の死がかかっていると知った主人公は、自分が生き残る為には小人の7人を攻略するしかないと道化師から知らされる。
しかし「小人」の筈の7人は大人の妖精、しかも助けを乞うが逆に殺されそうになってしまう始末。
なんとか一緒に暮らす事になったが、このままでは自分が殺される結末が変わらない為、自分が生き残る唯一の方法、「妖精達に惚れてもらう」為、日々奮闘する‼️
⭐️感想
クールで感情移入しちゃう主人公、可愛過ぎる妖精達（真面目、ツンツンデレ、無表情、チャラ男、はにかみ屋、ねぼすけ）、一途なお助け鏡と、魅力的過ぎるキャラがいっぱい！好き過ぎて目が❤️になる小説です。

　「白雪姫」をモチーフとした乙女ゲームの世界に、継母として転生させられた主人公。
　彼女を転生させた「道化師」曰く、死の運命から逃れるには、攻略対象である七人の「小人」を惚れさせるしかない。
　しかし小人の住む森へ行けば、彼らは大人な「妖精」であり、主人公は全く歓迎されず、いきなり殺されそうになる始末。
　何とか一緒に暮らすことになった主人公だが、果たして彼女に平穏な未来は訪れるのか！？

　「乙女ゲームの世界に悪役転生」とだけ聞くとよくある設定に思えますが、この作品の肝は「道化師」などの、ゲーム世界の外で暗躍している存在がいること。彼らが主人公達を使って何を行っているのかは未だ不明。伏線も多く考察が楽しい作品です。
　鏡の精や攻略対象の妖精達は個性豊かで各々秘密があり、一筋縄ではいかない者ばかり。何より主人公のクールさが素敵。
　
　他の乙女ゲーム転生とは一味違いますので、是非ご一読を！