イチオシレビュー一覧

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なんだか良く解らないが熱量がある

何と戦ってるんだかさっぱり解らないが、とにかくわからない。でも兎に角戦って、戦って戦ってます。
現代兵器からレトロ兵器とかSF兵器まで登場してますが、ターミネーターが塹壕戦をしそうな程の膠着状態で面白いと面白いました。

好みが凄くはっきりわかれる作品だとおもいます。
飛び交う銃弾、鳴り響く砲撃、侵略するエイリアン。ノリはスターシップトルーパーズとか宇宙戦争とかっぽいです。スターリング攻防戦みたいな泥臭さい小説が最近少ないので、オススメかも。
【求む 補充兵】
任務地 最前線
勤務時間 常在戦場
選考基準 国籍性別年齢不問
給与 薄給、ただし名誉と防衛した祖国

こんなアナウンスが流れそうな世界観ですね(・・)



商魂逞しい、いや逞しすぎるぜっ!

  • 投稿者: Rima   [2014年 12月 20日 03時 06分]
 鬼獣と呼ばれる化け物が暴れ回り、滅亡寸前の世界。アポカリプスな状況でも人類は逞しく生きていました。

 人々の中でも一際パワフルに生きているのが主人公……では無く、とある怪しい露天商の主です。
 こんな世紀末世界ですから、彼の売り物も普通じゃありません。銃や爆弾や兵器何でも有りです。
 そしてそして、彼は金さえ払われれば核兵器だって売るし、化け物の群れを突っ切って商品を届けに向かいます。
こいつの方が化け物なんじゃない?と思うことも一回二回では収まりません。

 スーパー商人が次に一体どんなモノを売りつけるのか? 売るためならどんな無茶もこなしてくれるのか? 楽しみな作品です!

小説の楽しみ方のひとつ

  • 投稿者: 網田めい   [2014年 11月 27日 00時 38分]
この作品は、なろうでご活躍されている作者さんの名前を借りて、キャラを描いた物語です。
なろう小説の事が本当に大好きなんだなあと、すぐに理解できて、創作しようと思ってもなかなかできない、意欲的で、とても面白い作品です。

私の好きな作者さんも登場されていまして、おいおい、と、笑いました。
読み専門の方も、知っている作者さんがいると、テンションが上がると思います。

作者さんを知っているからこそ生まれる笑いは、とてもマニアックなものかもしれませんね。
でも、ワクワクを提供して頂いた方の名前を出た時の快感に似た高揚は、誰もが持つ事です。(作家のチョイスがジャンル別々、面白い)

そして、ほのかに笑わせてくれる設定の解き方で、大好き。

これはパルプ・マガジンのヒーローたちを愛して、他作品を自作品に関わりを持たせる、フィリップ・ホセ・ファーマーのような、読書が大好きな作者さんが描いた夢の物語です。
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