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それぞれの”てのひら”を!!

  • 投稿者: さゆみ   [2014年 08月 13日 19時 55分]

この作品を読む前、私の気分は珍しくとても高揚していました。その気分のままこの作品を読むと、一気に気分は最高潮に達しました。私には鋭さと熱情そして作者の優しさが刺さり心地良い読了感でした。
詩って不思議なものだといつも私は思うのです。その時の自分の置かれた状況、気分の浮き沈みや体調によって、また読み込んでいくうちに、見えてくるものが180度変わったりしてしまう。あくまでもこれは持論ですし、詩に限ったことでもないと思いますが。
でも作者だってただ一点だけを見つめて書いているわけではないと思います。迷いながら探しながら綴っているのではないでしょうか。正解も不正解もない。良いも悪いもない。読み手がその時々で、好きなように感じられれば、詩とはそれでいいのだと私は常に思っています。この作品からあなたは何を感じられるでしょうか。
ただただ、感じてほしいのです。
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