イチオシレビュー一覧

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古い作品だが今だからこそ読んで欲しいざまぁwww物語

  • 投稿者: 夢桜   [2024年 09月 13日 10時 53分]
完結が8年ほど前の古めの作品ですが、当時よりも多く増えているざまぁ物が現在の方が多いと思える昨今だからこそこのざまぁをテーマにしら物語を今改めて取り上げてお勧めすることで多くの方に読んで貰ってざまぁ物の新しい視点えお増やして頂きたい。

話としては姉妹格差と婚約破棄モノ(に見える形)とドSとドMの変態性が主軸になっている一番近く現在の物だと姉妹格差からの復讐を決意した婚約破棄モノと取ってくれれば本編はいいと思います。

後日談のざまぁが終わった後の後始末の様なその後の影響に対する話も描かれておりざまぁへの決意、ざまぁへの暗躍と努力、ざまぁの瞬間のカルタルシス、ざまぁのその後の影響力と後始末、ざまぁに巻き込んだ結果で意図せぬ影響により頭を抱える話等
ざまぁに関する色々な経緯の話が読めるので、恋愛モノで特にランキング等に上がりやすい今のざまぁモノを読んでいる人に是非とも読んで頂きたい逸品です

ざまぁの原点へと

  • 投稿者: 水無   [2020年 12月 04日 13時 40分]
またざまぁかと思ったあなた。この作品は最近のざまぁ系作品とは一味違います。なぜなら初掲載が2014年!もしかしたらまだざまぁ系小説なんてなかった頃かもしれません。乙女ゲーム系ざまぁ作品(特に短編)が激増している昨今、ここは原点に戻ってみるのがいいと思います。

主人公は現地の一般的貴族令嬢。姉と比較して虐げられていた彼女は六歳のとき、人生をバラ色にするためのバイブルに出会って覚醒してしまいました。そう、魔王に。※魔法も魔物も出てきません。

協力共犯者と様々な策を練り敵を味方を調教し戦い抜いていく。そう、すべては家族にざまぁをするために。本編ラストのスタイリッシュざまぁの瞬間は声と顔がリアルに浮かんでくる程劇的です。
よくある(そう最近ではもうメジャーになっている)乙女ゲーム悪役令嬢転生ヒロインざまぁ系とでも言うジャンルの先駆け的な作品です。

ざまぁの原点へいざ!

一つの道を極めることの大切さを教えてくれます(震え声)

主人公は 天上天下 唯我独尊。

王道というレールの上に、
敷石を敷き詰めるレベルの
ゴーイングマイウェイっぷり。

脇を固めるキャラクター達もユニークで、
個性と個性がぶつかり合い
巻き起こる化学反応は
ドン引き不可避の爆笑必至。

邪道と覇道の交差路で
魔王と覇王が出会うとき、

物語のお約束は粉砕され
引き起こされた粉塵爆発は
超新星を産み落とす。

新感覚ピカレスク・ロマン、
ここに 爆誕!!!


推奨R-20



新ジャンル 「魔王系ざまぁ子爵令嬢」

  • 投稿者: 仲根多鎖   [2015年 08月 29日 02時 29分]
家族との軋轢から魔王級に捻くれた性格と化したとある貴族令嬢。
ある時は裏から情報を得て、ある時はコネを得るために虎穴に飛び込み、立場逆転劇の準備を密かに進めていく。
……そう、全ては家族(主に姉)に完璧なる「ざまぁ」の一言を叩きつける為に。

あまりにも強烈すぎるタイトルとあらすじからは一見想像しにくいが、基本的な内容は令嬢ものの定番で設定自体はかなり暗め。
ただし、主人公のメンタルが「ドSの魔王様令嬢」という悪魔合体に失敗してもお目にかかれないような逞しくなおかつ捻くれた代物と化しており、周囲の登場人物も変た……異様に濃い連中揃いで不思議と陰鬱さを感じさせない。

ナチュラルに狂ったやりとりやあまりにも図々しい女性陣(&某中年)、「ざまぁ」の一言に全てをつぎ込む情熱といった笑い要素に隠れがちだけど、「目的を果たした後の道」「すれ違いの悲しさ」などどこかしんみりする要素も感じて切なくなる。

「ざまあ」の美学

  • 投稿者: 山藍摺   [2014年 11月 24日 19時 37分]
ファンタジーでも恋愛でもコメディでも何でもあう万能調味料のような「ざまあ」。
そのざまあの美点を余すことなくいかし、さらにスタイリッシュに昇華させ、ざまあまでのストーリーもきちんと練られた、ざまあの頂点ともいえるのがこの作品。
――いかに落として、いかに気持ちよいざまあをするか。
魔王さま(主人公)の、ざまあにかける情熱が凄く突き抜けている。
さらに、脇役たちがさらに突き抜けている。突き抜けすぎている。
魔王さま(with覇王さまと下僕たち)による、女王さま(ピエロ)へのざまあをご覧あれ。
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