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ただの『大喜利』と侮る無かれ、この熱量!

投稿者: 薔薇之院シリカ [2016年 08月 07日 03時 34分]
眉目秀麗頭脳明晰、完璧な生徒会長の隠れた趣味は「大喜利」でした――。

序盤は、生徒会長霧島冴詠と庶務名柄(下の名前は不明の無気力系女子)の二人による日常物なのですが、段々と大喜利への衝動が膨れ上がってゆく会長に引きずられるように、彼女達の物語は「大喜利生徒会」へと駆け上がります。

しばしば交される大喜利論や劇的な人間ドラマは、さながら少年誌のバトル漫画の様に熱く、しかし、合間合間の小ネタは軽妙で、作者様の高い文章力を感じます。

個人的には、ライバルとして会長と敵対する副会長・諏訪部寧々というキャラクターが大好きです。私はこの噛ませ犬属性の女の子の魅力を是非知って貰いたくてこのレビューを書いている節もあります。

作者様の大喜利愛が、これでもかと詰め込まれたエンターテイメント小説です。
大喜利なんて興味ないよ、と言うあなたも、まずは気軽に一話から、彼女達の青春を追いかけてみてください。
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