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力こそが全てであり、人の価値だとしたら

  • 投稿者: 木納技嗣   [2015年 09月 22日 13時 09分]
 神童。
 彼の将来は有望なはずだった。
 精霊契約に失敗した後の人生は、急降下していく。
 
 人生のどん底を経験したフェイは、生きる価値を見い出せなくなるがラナ=ディルクとの出会いによって。
 最強へと――。
 全てが偶然でも必然でも関係など無い。
 力こそが、全ての糧を手に入れる手段であり。思い通りの人生すら創造できると知る。
 主人公が鈍感、それは最高だ。
 鈍感だからこそ、分け隔てなく接することでモテ要因となる。
 最適な描写と感情表現豊かな登場人物たちと奏でる物語。
 ここに気鋭の高校生ライトノベル作家あり。
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