イチオシレビュー一覧

ぶっちゃけ書籍化なんて絶対ないだろうし、ランキングに載るのもイメージできない。大人気作品の風格なんて１ミリもない。そして読んでてもよく分からん。でも最高最強。ただただ変な笑いがこみ上げてくる。それが楽しいし気持ちいい。多すぎるネタと超展開のオンパレードも何故か気にならん。本当に謎の中毒性としか言えない何かがこの小説にはある。別に読めとは言わないし、面白いという保証もできないけど、それでもこの作品を読んでくれたら嬉しい。

本来レビューとは作品を勧めたいという強い意志が形となって文章として書かせられたものだ。

だが、この作品は凄い。
何が凄いのかを表現できない。
だからレビュー不可能と書いたのだ。

せめて何か伝えるとするなら……タイトルにある猛毒姫。
転生者である。
よくあることだ。そして最初から登場している。

豚公爵。
名前の通りのキモい変態だ。
中々登場しない。

この二人の出会いこそ、作品の要。
ニッケルと酸素が出会い酸化ニッケルが生まれるように。


いや、別に出会わなくても面白いからどっちでもよかったりするのだが……
シリアスでハードなストーリーに埋め込まれたネタの数々。
五感を揺すぶられること間違いなし！

五ヶ月の沈黙を破って、あの猛毒姫が帰ってきた！！！
果たして前代未聞の問題作は、どんな着地点を迎えるのか。物語で広げた風呂敷を畳むことが好きだと豪語する作者様の腕の見せ所です。

ヒロインは、精神BBAのロリお嬢さま。なろう史上ここまで嬉々として拷問を受ける幼女もいないでしょう。前世イタコは伊達じゃない。ヒロインの使えるコマンドは「耐える」のみ！　しかもそうした痛みを乗り越えてゲットした耐性系スキルは、さっくり削除するドMだよ♡

ちなみにヒーローはぶひょぶひょ鳴くリアルなゲス豚公爵です。そして本気で酷い下半身事情。普通の恋愛物だと思って手を出すと痛い目を見るぜ！

脇を固めるメンバーも強烈な方ばかり。ちなみにこちらのヒロイン、すでに三人の子持ちです。みんなド変態だけど、イケメンだから大丈夫。イケメンは正義（キリッ）

なお現実のイタコの皆様はこんな修行はいたしませんので、念のため。

真っ赤な髪に金色の目の毒幼女、前世はイタコの侯爵令嬢ボツリヌス・トキシンは魔力量のカスっぷりから、豚侯爵（ちちおや）にゴミ認定されながらも、魔法学者を目指す。
＊注意 決して真面目な話ではありません

メイド（男）を救い、龍を倒し、時魔法使いと呑み交わし、猛毒姫よ何処へ行く。


そして、6歳にして史上最悪の豚、セルライト・ピッグテヰル（豚公爵）と結婚するーー！

此れはーー、人類最底辺魔力量「10」、年齢ヒトケタの幼女・ボツリヌス・トキシンが、楽しく『処刑』&『拷問』されるハートフルボッコストーリーである。

＊実は幼女様、既に子持ち

ざっくり紹介すると「拷問されるのが趣味の転生ロリの立志伝」

部位欠損など朝飯前のロリ。グロでロリなグロリな作品。そんな事情で万人ウケする作品とは言えず、評価は低めとなってますが、個人的には笑ったり泣けたりする名作です。

魔力が10しかなく、家族に見放された底辺ロリが、その身を犠牲にして使用人を助け、竜を倒し、遂には攻め寄せる魔王軍をも……。



読者を選ぶ作品ですので、グロが苦手な人にはお勧め出来ません。グロ大丈夫な読者は是非ご一読を！

ロリのウンコで魔王育てたりとかギャグ要素も、ふんだんに使われてます。糞だけに。

　いやー面白い。書籍化されてるんですかね？

　シリアスや重厚な作品より笑いって難しい。

　その点この話は、悲しかったりツラかったりスプラッタなエピソードを(良いか悪いかは別として)笑いを緩衝材にして渡ってゆく。

　そのバランスがまた上手いね。これが文章センスってやつですな。羨ましい。


　あらすじとしては、人間的魅力で親しまれていた、いたこの婆ちゃんが異世界転生した所から始まる。

　転生した先も女ですが、見た目に反して何故か【男気溢れて】かっこいい。

　魔力も少ない利用価値も無いような貴族として産まれた筈なのに、そんな環境をはねのけていく反骨心も素敵。

　男に産まれていたならば【兄貴】と男に慕われるタイプになっていたであろう。BL的な意味ではない

　あ、この話を読む人に１つ注意が。本物のいたこは、主人公のようにビックリ超人みたいな修行はしない筈……たぶんw