イチオシレビュー一覧

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本好きワールドを彩る断片

  • 投稿者: 宵凪海理   [2019年 07月 24日 21時 59分]
主にマイン視点で続く本編に対し、こちらはサブキャラクター視点が基本です。
マインからは見えていなかった貴族社会の事情や、ユルゲンシュミットの設定などなど。
そうした設定の細やかさを垣間見る事が出来ます。
『本好きの下剋上』本編が好きな人は、絶対にこちらの短編も見て欲しい。
きっとあなたの中に在る本好きワールドがさらに鮮やかになるから。

本編で物足りないあなたへ

  • 投稿者: ver   [2017年 11月 01日 20時 32分]
本編とは違う視点で、書かれています。
同じお話のはずなのですが、視点が変わるとガラッと変わる。
本編では語られなかった内容が大幅にあるじゃないですか!

始めて読んだときは、感動しましたね。
その後、本編を読み直す度にこちらも読み直すことに....
香月先生の罠と考えたことが、何度あったことか....
ポテチとチョコレートとミカンと炬燵のような罠です。
エンドレス読み直し....抜け出すのに3ヶ月かかるとは。
SS読まれてない方は、一度是非読まれてください。
より本編が楽しめます。

SSを読まない派のあなたへ

「本好きの下剋上」だけは、SS置き場にあるからという理由でこれらのお話しを読まないのは損です。

確かに他の作品のSSは以下のような内容が多く、これを本編完結前に読むと本編を楽しめなくなってしまう場合があります。
・作者自身による二次作品(パラレル、あるいは世界設定が同じだけで本編と関係ない人物の物語)
・時間軸が本編連載時点より未来(読むと本編の結末が推測できてしまう)
しかし、「本好きの下剋上」のSSは本編の「閑話」として掲載されてもおかしくない内容です。
しかも、各話の先頭に本編時間軸のどこに相当するか記載されています。
もし、上記のような理由でSSを読まないことにしているのであれば、「本好きの下剋上」だけはSSをお読みになることをお勧めします。

より深く「本好きの下剋上」を楽しめると思います。

一気に飽きずに読めます

  • 投稿者: あおい   [2015年 05月 27日 22時 27分]
お薦めします。特に一生懸命、全力投球の下町の働きぶりがたまりません。家族の結びつきと言い、身分社会の江戸時代を思いだしますが、私も本好きなのでマインの気持ちは痛いほどわかります。だけど印刷しようとまで思わないなあ。多分、妄想で食べていけます!既にはいじんの私はマインの暴走のはてが楽しみで仕方がない。私なら転移や召喚を何とか修得して、本を読むなあ。インドとギリシャ神話をモチーフにした話が主みたいで、お婆ちゃんの昔話の日本にはなじみがないかも知れないけど、ルッツとマインが大好きで魔力さえなければ幸せなのかなあと。小説家と言うより、その内脚本家としての劇団までマインくんじゃいそうだなあ。面白く読んでいます。異世界奮闘には、振り回される周りをうわあ!と一気読みしちゃうくらい面白い、、マインの頭なら次々と書けるんじゃない。一番幸せになって欲しいのはルッツ。終わりまで飽きずに読める小説です
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