イチオシレビュー一覧

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渦中に飲み込まれ苦悩しながらも生き抜く主人公達の姿は必読です。

  • 投稿者: 退会済み   [2019年 12月 18日 17時 07分]
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戦記物として、とても読み応えがある。と強く感じたのがこの作品でした。
トントン拍子で上手い具合に物事が進んでいく作品も見受けられる中、リアリティのある物語の流れ、主人公や登場人物の苦悩。ハラハラさせられる展開。作者の力量と作品に対する熱意を感じました。個人的に好感が持てるのが、個の力では戦略は覆られないこと。戦術で成功しても戦略に大きな影響を及ぼせるとは限らないこと。幾つか戦記物は読んできましたが、個人的にはイチオシしたい作品だと思いました。

ある意味、期待に胸を膨らませつつイライラします。

最初は、よくある戦記物と思えば、少し色が違います。
個人的には、少しイライラする話です。
あの人(読んでね)が主人公を押し倒さんかーっ!とか、その部下も主人公押し倒してしまえ!と
妙に主人公以外、本論以外で応援してます。
主題そのものの戦記はワクワクしながら次はどうなる?今度はどうなる?と思いながら更新されるのを年甲斐もなく、心待ちにしてしまう作品です。

主人公の苦しみが面白い!!

  • 投稿者: あるふ   [2018年 04月 18日 00時 50分]
面白い!! 主人公の葛藤、苦しみがにじみつつ 軽いテンポで重苦しくない。
 できたら、戦時下に苦しむ一般市民の生活描写の閑話があると戦争の悲惨差が出てきて重厚になるかなあと思います。でも、重いのはライトノベルでは受けないですかね。
 個人的には、バッドエンドを望みます。ここまでを一気に読んでしまいました。続きを楽しみにしてます。

神算鬼謀の頂これにあり

  • 投稿者: 壬生一郎   [2017年 08月 11日 21時 19分]
戦術的勝利は戦略的勝利に及ばない。
本作はそのようなことは百も承知の主人公、ユゼフ・ワレサがそれでも国の為、友情の為、愛情の為、無理を承知で道理を押し返す戦いに出向く物語です。
舞台はヨーロッパと全く同じ形を持った別世界。時代は中世。魔法はあり、しかし戦闘をたった一人で覆すような戦略兵器としての魔法使いはなし。そのような世界観です。
物語の妙はほぼ全ての場面において主人公側の勢力が圧倒的に不利であることと、その不利を主人公が最も理解していること。そうでありながら悲壮感がなく、寧ろどこか楽観的な言動でもってスルリスルリと死地をやり過ごしてゆく点も大きな魅力となっています。
最後の最後にちゃぶ台をひっくり返すような無茶なチートはなく、あくまで読者が納得できる形で積み重ねられてゆく勝利に、いつの間にか時間を忘れのめり込めます。
アース・スターノベルより書籍版第1巻~3巻が発売中です。

タイトル程のお堅い感じはありません

主人公が士官学校を卒業して、一番最初にやったことは外交戦!?

驚きましたが、リアリティを求めるなら当然の流れでしたね(笑)

一士官でしかない主人公が、戦略レベルで影響するさまはとても爽快感があり良かったです。

戦記としての戦略や戦術も高水準でヒロイン達も皆王道を押さえ、レベルの高い可愛さになっていました。

おもしろいわ お勧めします

  • 投稿者: momotaro   [2016年 11月 17日 22時 27分]
言いにくいが おっさんです(笑)
そのおっさんですが
この作品を読み始めた時
一瞬にして ガキンチョに戻りました(笑)
胸がときめきます(笑)
その昔、バスルームで活躍するジョンカーターが、
ベルシダーで活躍するターザンと、
スーザン女史がロボ三原則と格闘し、
ビーグル号に乗ってスカイラーク共に宇宙を駆け巡る・・・
うん十年昔の中二の頃、・・・・
あの頃に戻りました(笑)
銀英伝とA君(18歳)その他諸々を加重平均した作品です(笑)

エピックファンタジーの系譜を継ぐ物語

  • 投稿者: Pero Perić   [2015年 07月 15日 12時 20分]
 なろうの系譜の中には、学園モノ、俺TUEEE、異世界転生モノ、チートハレームと、もうひとつあります。
それは、戦記モノです。
「大陸英雄戦記」は、「レジェンド・オブ・イシュリーン」、「火刑戦旗を掲げよ!」、「やる気なし英雄譚」といったエピックファンタジーの戦記物を継ぐ正統な物語です。
 舞台は地政学上のヨーロッパ大陸シレジア王国(ポーランド)を中心とした架空の民族・世界・歴史の流れを描いています。
 この物語には、チートの能力者はいません。チートの知識もありません。ただ、前を向いて進もうと全力を尽くしている一人一人のキャラクター(登場人物)たちがいるだけです。
 けっして万能ではない登場人物たちが、欧州に模した時代背景の中、歴史の波に揉まれていく姿は、同じ時代で呼吸しているかのように心が沸き立ちます。
 読んでいくうちに貴方は彼らと共にいることでしょう。
 さあ、物語を共に進みましょう
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