イチオシレビュー一覧

なろうあるあるの派手な舞台設定や魔法、過剰なイケメン。強気で破天荒な令嬢主人公に飽きてはいませんか？
まあまあ、お口直しにどうぞ。

ゆっくりとしたテンポ、派手ではないけれど、広がりのある世界観。そんな異世界でのスローライフを楽しみませんか？

二転三転とドンデン返しの連続！チート能力や知識を使ってウッハウハ！――そんな展開は一切ございません。

だが、それがいい。

ゆっくり流れる時間と、堅実な人間関係に浸りつつ、作中に出てくる料理の飯テロに悶える！　そんな小説です。

まあ、そんな真面目な話は置いといて。
恋愛ジャンルなのですから、当然、そっちの期待も高まりますよね！
あります。恋愛、ただいま絶賛進行中☆であります！主人公・天音とヒーロー・ユーウェインは勿論、周りのキャラにもチラホラとフラグがっ！！
最初は餌付けされていたユーウェインが不器用に言い寄る姿が可愛い！不器用。ここ重要。萌え

従士さん。皆様も番外編で認知度が高まったことでしょう。
ユッ様がぽっちゃりになるほど天音さん料理にありつけるのとは違い、一般人の彼らは空腹に耐えかねて「掃除を一年してない動物小屋の匂いがする」イタチに手を出すほどです。
そんな彼らにとって天音さんの食事は阿鼻叫喚の極上脳震悦獄。食事も欲望。欲望は快楽を求める気持ち。つまり天音さんの料理で彼らは快楽の絶頂に追いやられHEAVENに到達するのだ。
そんな彼らが天音さん達のためにせこせこ働いてるのをみると、嫁さんできないで欲しいと七夕に願ってしまいます。荷造りする従士さんたちも萌ですがやっぱ三大バカ従士さんトリオが一番萌えます。番外編は至福でした。
従士さんがこれからも活躍し絶頂することを祈ります。なむ南無。
あと、嫁さん出来たら絶対にツンデレに接してしまうと思います、あのトリオ。ぼっちやもめ歴長すぎて。かあいそかあいそなのです☆
そも私文字数

どうも！　この度は「グリアンクル開拓記～異世界でものづくりはじめます！～」のレビューを始めたいと思います！

　このお話はですね、今年度嫁に来てほしい女キャラ№1の天音ちゃんが、超絶料理スキルを駆使して、グリアンクルの繁栄(？)に奮闘するお話です！　天音ちゃんの料理スキルがどの程度のものかというと、領主のユーウェインの筋肉をぽっちゃりさせるくらい、つまりユッさまの胃袋をしっかり掴んじゃうくらいのものです！　天音ちゃん可愛い。
　天音ちゃん可愛い天音ちゃん可愛い天音ちゃん可愛い。
　天音ちゃんの可愛さはね？　近年によく見られる「あざとい系」じゃないところにあるんですよ。あざとさが無い素朴な可愛さといいますか。しかも天音ちゃん異世界に来る前はOLだったんですよ？　つまり社会人ですよ？　高校生もいいけれど、大人の女性で料理できて常識人でって「可愛いは作れる☆しなくても可愛い！」あもう字数制限が越

このお話は「異世界　料理　女の子主人公」というタグで見つけましたが、読み始めて大当りを実感してます。
最初は気がつくと雪山の洞穴という、割りとよくある設定ですが、下手に捻るよりも分かりやすい分、主人公に感情移入しやすかったです。
またある程度の話数までひとりぼっちです。なにもわからない状況で生き残るためには持てる知恵と技術、そして文明の利器(笑)オーパーツだから持ち込まない選択はせずにガンガン投入。じゃないとチートも戦う力のない女の子じゃ生活できません。そんなファンタジーと現代文明を持ち込んで新しい文化が花開く。。。予定の開拓記。料理の描写が上手いので空腹時には気を付けて。胃袋掴まれた開拓民共々、こんな嫁が欲しくなりますから。
こんなに読みごたえがあるのに未だ取っ掛かりですので、長編好きの方にもお勧めです。

　たとえば、舞台となる異世界。
　いわゆる雰囲気だけの「なんちゃって中世」ではありません。
　生態系や土地の生産性、経済や社会構造までしっかりと考察されているであろうことが、本文のそこここから読みとれるようになっています。

　家ごと異世界に飛ばされた主人公が状況を理解したあと、真っ先になにを行うのかというと、「手持ちの食材を保存食に加工すること」なんですよね。それも、燃料の残りを心配しつつ、できるだけ手間や無駄がでないように工夫をしながら。
　とても合理的、かつ理性的な対応だと思います。

　また、わき役にしてもそれぞれの設定や経歴に見合った思考や行動をしてくれて、安易なご都合主義や誤魔化しが少ない。

　物語的にはまだまだ序盤ですが、このまま進行していけばおおきく外すことはないでしょう。
　お勧めします。