イチオシレビュー一覧

▽レビューを書く

基本は日常系お気楽コメディです。

  • 投稿者: 弐円   [2017年 09月 12日 21時 31分]
口が悪いくせに小学生並みの罵倒ボキャブラリーしかない、
バカが口癖のバカでにぶちんで説明がド下手で超ツンデレな店主が、
魅力的なキャラクター達と交流しながらスローライフを送ります。

求めるのは笑顔で成り上がり的な目的はありません。
オリジナリティに溢れる世界観は、とても優しく憧憬すら覚えます。

堅い文章や難しい表現を使わないように心がけてられていて非常に読み安いのですが、
設定に整合性が取れていなかったり、知らない設定が出て来たりと雑な部分は多く、
細かい部分が気になる方は、製品版を購入するか、まぁいいかの心持ちで読むのをおすすめします。
事件などは稀にしか起きず、無双パートはどうしても展開の幅に乏しい為、
そこを飽きずに楽しめるかが重要だと思います。

軽いノリで疲れない作品を求めてる方におすすめの作品です。

既読 第101話「おヒゲ剃り」

異世界ですーぱー開いてみた。

完全な異世界転移ではなくて、行き来出来る系です。
現代日本で仕入れて、異世界で売る。
でも、金儲けが目的じゃ無い。
お店に来てくれる人を笑顔にするのが目的です。
だから儲けなんて度外視。
でも、だからこそ読んでいてほっこりします。

店番にはエルフがいるのに、色々がっかり残念エルフ。
日給缶詰9個で働くエルフ。
合法ロリのハーフエルフな食堂のオバチャンとか。
典型的頑固職人系ドワーフの鍛冶士さんとか。
イケメンでハンサムで世界を股にかけてる商人さんとか。
感情の起伏に乏しい系の女の子とか。
色々と出てきます。
そして皆さん楽しそうです。

疲れた時にホッと一息。
そんな気分にさせてくれるお話です。

小説家になろう、異世界商売物の代表作の一つとして推薦します。

  • 投稿者: MrR   [2016年 06月 05日 13時 12分]
 本作品も昨今の小説家になろうに置いて増えて来た題材の作品の一つであり、またその代表作の一つが本作である。
 現実世界と異世界とを行き来し、物を売る主人公。現実パートもしっかり書かれている。
 本作特有のお約束として少々変化球な所があり、意外な物が売れたり、逆に異世界の物が現実世界で売れたりなど逆転の発想染みた展開も発生する。
 基本は緩いスローライフで、主人公自身も一定の収入を得ているせいか特に大きなアクションは起こさず、ノンビリ静かに物語は進行して行き、それを面白く続けていく作者の技量が凄いと感じました。

 ただどんな作品にも言えますが、やはり個人の好みとかもあるんで、そう言う作品が苦手な方はやはり合わないかな~と思います。
 

スローライフ界の名作

  • 投稿者: ワイワイ   [2016年 02月 05日 18時 28分]
この作品、つまり異世界Cマート繁盛記は、スローライフをテーマとする作品の中では最高であると言ってよいと思います。
まず、世界観。海が近くにないという設定ですが、これは「小説家になろう」の中では珍しいです。
次にストーリーですが、それ自体は所謂テンプレに則っていますが興味深い話が多いです。また、主人公は少し鈍いところがありますが、嫌な性格ではありません。
最後に、今後の展開についてですが、最近登場したジェラルディン・バーンシュタインは、作者さんの代表作の一つのGJ部にも登場していますので、期待させられます。
一度読んで見て下さい。

主人公の言葉づかいに問題

未完ですし、人気作ですし、さらに友人の作品ですから、書く必要はないかもしれませんが、思うところもあったので書かせていただきます。

小説というより、童話的な作品です。
「おはなし」というのがにあう文体で、まさになろう向け。新木氏が研究した4コマ小説の系譜でしょう。暇な時に、すっと読める良い作品で、内容も最適化されています。

人死にもなく、明るいキャラたちが楽しく過ごしていく雰囲気は、子供にも読ませてあげたくなる内容です。
ただ、残念なのが、主人公の言葉づかいでしょう。
非常に乱暴で、激しく「バカ」を連発したり、下品な言葉を使ったりしています。
大人が見る分にはキャラクターとして面白いのですが、ぶっちゃけ自分の子供に見せたくないと思ってしまう、全年齢対象とはなっていない作品です。
それさえなければ、小学生にさえ見せたいと思う作品だけに残念です。
中学生以上は楽しめるのでおすすめです。
↑ページトップへ