イチオシレビュー一覧

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作者が気持ち悪い

  • 投稿者: A   [2024年 08月 23日 20時 39分 ()]
私はこの作品の二話目を読み終わる前に書いています。なのでこのレビューは参考にならないと思います。
あんな糞固めたような文章を書く作者がすごく気持ち悪いです。
初めてのレビューを書こうと思うくらい気持ち悪いです。
良くみればペンネームも気持ち悪いです。
というかタイトルがひらがなの時点で気づくべきだった。
とにかく気持ち悪い。



いま続き読んでます。きもいけど面白いです。このレビューは参考になると思います。



良く読んでみたらやっぱりゴミでした。

特筆すべき点は感情移入

  • 投稿者:   [2017年 03月 07日 01時 19分]
私はこれといって歴史小説が好きと言うわけではない。しかし、いつの間にか引き込まれていた。

それはなぜか? ひとえに主人公、簗田牛太郎を好きになってしまったからだ。

牛は自尊心が高く、直ぐに調子に乗って失敗する。金儲けや悪巧みなんてしょっちゅうだ。下心に溢れた下衆でもある。

でも、溢れんばかりの優しさがある。義理人情がある、優しくされたことは忘れない。恩義に報いるため、自分の可能性に挑む為にひた向きに走る姿は撃ち放たれた一本の槍の如く。

牛が喜べば嬉しくなり、罵倒され侮辱されれば悔しくなり、悪巧みを思い付けばニヤニヤと待ち構え、戦場に立てば高揚する。そして、愛されることに心が暖かくなる。

牛は人々に愛される男、すなわち天下に愛される男であると確信する。

間違いなく名作です!!

  • 投稿者: BBCゴン太   [2015年 11月 18日 18時 50分]
文句無しの傑作!!
歴史小説好きならば読まないと損ですね。
主人公が段々と戦国時代に適応しひたむきに努力する様は心が躍る!!


本文では、主人公やその仲間達がかなり軽い口調で話しているが、その中に作者の深い歴史知識が見られる。

史実をしっかりと尊重しながらも、作者のオリジナリティーがよく練りこまれている名作です。
更新が毎日楽しみです!!

降りかかるは理不尽。憎む男に与えるは愛と太平の未来。

 奪われたのは米三○年分の蛭藻(ひるも)金。
 振るわれたのは暴力。傷ついたのは歪んだ自尊心。
 降りかかるは理不尽。憎むべき男に与えるは愛と太平の未来。
 つかみ取るべきは少女の微笑み。

 生まれて呼ばれた名前すらこの時代に奪われた。
 
簗田牛太郎。牛。

 現代日本で暮らすキモオタニートだった彼はある日突然戦国時代に飛ばされた。その珍妙な容姿と珍奇な言動を気にいられた彼は織田家家臣として生きることとなる。

 天下を盗れ。
 勝とうとして戦うものたちよ。

 泥を啜って傷を舐め、槍を手に走れ。
 やっと手にした勝利の美酒も夜叉にまたも叩き割られる。

 無茶をするくらいが。男じゃないか。
 震える膝を涙目で叩き、怯む身体を前に押し出せ。

 そのキモオタは幾多の想いとともに一人の将になる。

ふざけたアイツを監視しましょう

最近は転生者が腐るほど居るが、この物語の牛は骨の髄まで腐っている、スープも作れやしねえ。

そして俺ツエー作品が多い中、この物語は戦国時代。つまり周りはDQNしか居ない。いつの世も理不尽なヤツは居るものだ。

泣かせる小説が読みたい? たまには牛が周りにボコられて「モーモー」と鳴くの小説を読んでも良いだろう、2作は多いが……。

俺ツエーな主人公に憧れる? おめでとう、君は100万人目の厨二患者だ。何か粗品を贈呈しよう。

人生には必ず手本があるわけじゃない。新しい事があるから失敗という名の反面教師が産まれる。貴方も、自分を含めて反面教師を多数見てきたはずだ。

貴方は牛と共に、歴史に学び、人に気付き、そして貴方を強くするだろう。


最後に。

作者はやれば出来る子である。 現に復活した。
ただ、すぐにやる気を失くす。困ったものだ。
だから皆で監視してみないか?

こいつを読まないと言うのは、人生の損だ。傑作を連載で読めるという幸運を、今画面の前にいるあなたは得たのだ。

「キモオタの国盗り物語」という物語をあえて端的に表すと、

 戦国時代にタイムスリップしてしまったキモオタが、時に愚痴り、文句をたれ、笑い、鼻の下を伸ばし、愛し、騙され・騙し、怒りに烈火の炎を抱き、泣き、結婚し、わりとしょっちゅう殴られ、まれにたまに拷問されながらも。
 戦国時代という動乱の時代を必死にひたすらに生きた、簗田政綱・牛太郎の激動の生涯を類まれな筆力で描き切る、傑作歴史小説である。

 私は中々に、言い切るということをしない人物なのだが、この小説に限っては言い切ろう。
 無二の傑作である。
 果たして私の生涯で、この物語に匹敵する傑作と幾つ出会えるだろうかと心配するぐらいに並ぶものがない。

 こいつを読まないと言うのは、人生の損だ。
 是非、多くの人に読んで欲しい。

 あなたはきっと、泣き、笑い、怒り、そして愛しくなるだろう、牛太郎という一人の人間を…。
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