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関が原の戦いが驚愕の展開 そして島左近の忠義

得意の謀略を駆使して有力な大名を自陣営に引き込んだ徳川家康。それに対し、二十万石という、いってみれば小勢力の石田三成が徳川家康に対抗すべく策を練る。

ご存知、舞台は天下分け目の『関が原の戦い』前夜である。

圧倒的優勢な徳川家康に対抗するために島左近が石田三成に助言をする。
『人の真似の出来ぬことをしろ』と。

石田三成の秘策とは?

驚愕の展開を見せる関が原

島左近の忠義が泣ける。

作者の橋本ちかげ氏の武将の描写が破天荒ながら見事であって歴史ファン向けの笑える歴史ギャグコメディです。
たまには腹を抱えて笑える歴史ものはいかがでしょうか。

西軍の覇気(意味深)や如何に!?

  • 投稿者: 蒼原悠   [2015年 10月 22日 23時 47分]
戦国時代でも指折りの有名な合戦、関ヶ原の戦い。名だたる武将たちは徳川家康率いる東軍と石田三成率いる西軍に分かれ、天下分け目の戦になだれ込もうとしていた。
……はずが、西軍に人が集まらない!?
三成の腹心島左近は業を煮やし、奇抜な戦略で人を集めろと三成に説教をする。それが良かったのか悪かったのか、三成は変わった。とにかくめちゃくちゃに変わってしまった。
非常事態を切り抜ける左近と三成の、躍動感あふれる立ち回り。五十万人に膨れ上がってしまった西軍の行方は?秀頼の配下たちは?というかそもそも、どうしてこうなった!?
突っ込んで笑って、最後に涙。戦国乱世の末期を飾る大戦を駆け抜けた武将たちの姿を、コメディ歴史小説を得意とする著者が書き起こした傑作です!

──ただし、本作はアイドル小説です。
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