イチオシレビュー一覧

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言葉の一つ一つに思いの込められた、素敵な文章で紡がれた物語

注)24話まで読んだ感想です。

まず驚かされるのが、素人の方とは思えない程の文章力です。一つ一つの描写に余念がなく、文章を大切にしていることが伝わってきます。

またストーリー展開におきましても、説明を随所に散りばめることで、説明臭さなく自然に設定を読者に植え付けることができていると感じました。

キャラの一人一人にしっかりとした背景があり、登場キャラが皆、自らの心に忠実で心の赴くままに行動していることに、とても好感を覚えます。

一章を終えた時点で、既に緊迫感のある戦闘や、微笑ましい出会いに、悲しい別れなどが盛り込まれており、とても続きが気になる作品でした。

純文学かと思うほどの綺麗な文体なので、普段ファンタジーを読む方も、あまり読まれない方も、全ての人にお薦めの作品です。

格好いい男達のいた時代の異世界。

  • 投稿者: 孤独堂   [2015年 10月 25日 22時 48分]
 第一話投稿、九月六日。総字数72,970文字。
 タイトル『勇敢な追跡者の物語』
 これから読む人の為の幾つかのヒント。
 まるで西部劇の様な格好良い台詞と、男達が待っています。映画を見る様に、映像が入って来ます。教会や宗教的なものが、絡んできます。リアルな現実から、リアルな異世界へと物語は進みます。作者は勉強家で、読書家で、映画好きです。あ、あとアニメも。僕はあまりファンタジーは読みませんが、これは読みます。本格的で独特だからです。
 きっとあなたは、夏美がブランに出会う辺りで、この話から目が離せなくなるでしょう。とりあえずそこまでは読んで下さい。損はさせません。
 この物語も、作者も、今、どんどん急成長しています!その目で是非、確かめて下さい。
 第一部完結。おめでとう!
 
 最後に僕はこの小説を三話目辺りから、読んだ!しています。なので、レビューを書きました。

海外RPGを見ているような読後感。

注)12話まで読んでのレビューです。

 一部と二部のつながりに若干混乱はしたものの、全体を通じてシンプルで読みやすい文体でした。
 一話ずつの分量も、サクサクと読み進められる感じ。

 物語としては、多少ハードな背景のある登場人物と環境描写で、海外のRPGのような雰囲気を、会話の流れや出会いの形に感じました。
 義妹との別れや魔法使いとの出会いなど、王道な巻き込まれ方で、映画のような目まぐるしさが楽しい序章。
 そして始まる女性一人での冒険。

 女性ならではの緊迫感や目線もあり、繰り広げられる出会いと別れが、これから先に期待と不安を抱かせます。

 長いお話になりそうですが、エミリアやブランドンがどのように物語に関わって来るのか、楽しみな作品です。
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