イチオシレビュー一覧

　これを読んでからゾンビものを書けば良かったと後悔するほど、読者の書いて欲しいゾンビを書いた作品になっていると思います。

　多少不可解なこともありますが、きっと今後の展開で明かされていくものだと思っています。

　ゾンビ映画を見ていなくてもゾンビを感じられるので、映像は苦手でも読んでみたいという方にお勧めです。

主人公の人格描写が論理的な指向に対し、
彼女と同じ状態である数多くいるゾンビでスフィラの効能を試す実験を行わない等、読み手として不可解な描写が多い。
成否によらずゾンビからすぐ回収できるためこちらが合理的
主人公関係者だけ異能が多い、その他適当な点が多かったですが主人公がゾンビを犯す描写など作者の高尚さを感じず、物語も描写も一般的な道徳観の方は受け付けないです

しっかりとした文体。
そして、既存の作品達とは一線を引くようなオリジナル溢れる設定。

物語も世界観が非常にわかりやすく読みやすいです。

特にゾンビものとかバイオ系が好きな人には向いている作品でしょう。

私は慣れているからかもしれませんが、ホラーに所属してはいますが、そこまで怖いと感じたことはないですねｗ

もし、異世界ものや転生ものに飽きてしまった方！
もし、もっとしっかりと商品として売られているようなライトノベルの文体を読みたい方！

この人の作品は是非、おすすめですよ！！

パンデミックゾンビ系をなろう風味に仕上げたストーリーですなぁ。

既存するアイデアを作者さま風に良く組み立て直してあるテンポの良いストーリー展開はとてもグッドジョブ！

この手の系統にオリジナルを組み込むことはかなり冒険が必要となります。
こちらの作品は逆に既存のステレオ感を生かした方が読み手の気持ちを巧く掴むことができる安定感があり、とても読みこめますなぁ。

皆さま、四月の夜長にこちらの作品を読まれてみてはいかがでしょうか。

ゾンビを操るというのは、新しい試みなのでしょう。魔物を操って云々というゲームがありますが、ある意味で、そんな感じです。勘違いしないで欲しいのですが、完全なオリジナリティがある。という事です。

ゾンビ小説やアニメや漫画は、大抵は生き残った人達がドンパチやって仲間を増やしていく……。そんな話です。
けれどこの小説は咬まれても意思を持ち、人間の様に行動するというのです。

在り来たりの展開ではなく、ゾンビ物の進化系なのかも知れません。