イチオシレビュー一覧

まず、この作品の凄いところは文章がとてもうまいところです！

綺麗な文章と描写力がありつつ、読みやすい！
これは技巧派ですね。

そして、その文章力によって紡ぎだされる戦闘シーンは、まさに手に汗握ります。

まさに、ハードボイルドSFアクション！
このカテゴリが大好きな人の胸に、ドストレートに響く名作です！

一度読めば、この作品の持つ重力の虜になること間違いなし！

作りこまれた世界観に酔いしれませんか？

とにかく、ありがたいことにボリュームが多い。
そして、一話一話内容が濃くて飽きさせない。
キャラクターのやりとりが魅力的で、雰囲気がすこぶるいい。
世界観がしっかりとしており、並大抵の労力で書いてないのがわかる。
読むのも大変だったが、これだけの物語を書くのも恐らくは大変だ。
作者様の努力が滲み出た文体は、そんじょそこらの小説とは格が違う。

　賞金稼ぎのジャック・マーフィーはある事件をキッカケに過去の真相に触れる。巨大な陰謀の闇に隠されていた過去の真相を知った時、ジャックは復讐の猟兵として静かに動き出す。胸に熱いものを秘めて……

　色々魅力を説明したいのですが、文字数的に厳しいので一言だけ。
　もう本当にカッコよくて、引き込まれるんです！
　文体？　アクション？　科白回し？　登場人物？　世界観？
　全部です！　読めばわかります！

酔いしれろ！
こだわり抜かれたその文章に。

胸踊らせろ！
熱いバディのやりとりに。

手に汗握れ！
ハリウッドさながらのアクションに。

涙しろ！
その男の背負った過去に。

『電脳猟兵×クリスタルの鍵』
　もちろんカッコイイだけではないこの物語。一筋縄ではいかない、謎が謎を呼ぶ最高の物語があなたの胸を撃ち抜きます。

　この作品に出会えて、レビューすることができた私は本当にラッキーだ。
　

まず、最初にこの物語の本質は悲しい過去を背負った男の信念の物語だと私は思っている。
作中全体から漂う硬派でハードな雰囲気、ハードボイルド作品のお手本のような登場人物たちの会話、非常に重みのある文章は、作品全体に重厚な雰囲気を与えることに一躍買っている。
国家と組織の陰謀、謎が謎を呼び、急転直下の事態の推移、その連続、面白かったし惹き込まれた、心から……
重厚なドラマや重みのあるストーリのある物語が読みたいという方にこそ私はこの物語をお勧めしたい。
文字通り、作品の吸引力は桁違いであると絶賛したい物語だ。本当に硬派なのめり込んでしまう作品とはこういう作品を言うのだろうと心から思う。
様々な登場人物たちのそれぞれの立場での行動は、群像劇として読者を魅了するだろう。
緻密な設定と、説得力のあるストーリー展開、魅力的な文章表現、硬派な男のドラマをご所望の貴方、是非ともご一読をお願いしたい！

この作品は笑えない。悪い意味でなく、気付けば引き込まれるような世界の渦が広がるんです。

先ず言うべきなのは、徹底された世界観、まるで近未来を旅するような感覚に加えて、作者様の頭の中がそのまま写し出されたような壮大さは圧倒的な存在感を作品から読者の脳に送り込んでくる。

読めばわかりますが、実に長いんです。

全体ではないですよ！物語が深みを増すと同時に頭の中が物語を吸収しようとフル回転になり、それは血液のように全身に流れてくような感覚。

１話をじっくりと読んでしまい、更に次があると思う歓喜と言うのでしょうか？
自分がよし！読むか見たいになってました。

頭にぶちこまれるようなサイバーパンクな一作できれば休みを１日使いきるぐらいの覚悟で全話読みなどしたい作品です。(^^)

プロ・アマ問わず、色々な作品を読んでいると、ごく稀にではあるが『これは！』という作品に出会うことがある。

それは端的に言えば、引力を放つ物語だ。

つまりは、読者を否応なく物語世界に引き込むだけの、『凄まじいエネルギーを秘めた作品』ということだ。

この物語には、引力がある。

過去にSFを齧った人や、洋画の科白回しを好む人は、まず間違いなく御作の引力に絡め取られ、喜々として次のページを捲る事だろう。

そして驚嘆するのだ。中村尚裕氏が構築する、この分類不能なSFの世界観に。そこで様々な思惑の下に動く登場人物たちに。彼らの一挙手一投足に息を呑み、『え！？』と驚かせられること数知れず。謎が明かされる度にまた謎が生まれ、物語は加速を止めることを放棄する！

さぁ！貴方も『新たなるSFの世界』へ飛び込もう！

きっと、あなたの言語背景を豊かにしてくれること、間違いなしだ！

この小説を初めて読んだ時、自分の未熟さに恥を知りました。
沢山の人に読まれたいと、レビューをくれだの感想くれだの言いましたが、こんなに素晴らしい小説を読んでなんて自分は愚かなのだろうと気付かされました。

読者をひき込む圧倒的な世界観。
想像がしやすい情景描写に、登場人物達の性格がしっかり組み込まれているセリフシーン。
もしかしたら出版しているのではと思えるほど僕はこの小説が好きになりました。

まだ高校生なのでバイクの種類、銃の種類などは詳しく理解することが出来ませんが、それでもこの小説は
優しくていねいに書かれているためどんなスペックなのか想像ができました。

超ハイレベルな小説を読みたい方、僕と一緒にとは言いませんが、この世界に飲み込まれませんか？

★おどろいた。今の御時世これほどの〝本物〟を書けるヤツが居たとは。
★正統派も正統派。ハリウッド辺りに映画の原作として持ち込んだって十分やっていける正統派の本物の娯楽ＳＦだ。世界観、設定、技術背景、社会構成、犯罪事情、法律、登場人物、兵器、戦闘――、そして主人公。これだ。これこそが娯楽性に満ちたＳＦと言うやつなんだ。
★だが書こうと思って書けるジャンルじゃない。知識を溜め込んだからそれで良いってわけじゃない。背景設定となるＳＦテクノロジー理論を完璧に構築しつつ、それをまだ見ぬ未来世界を生きた世界観として展開しうる『エネルギー』として開放できるだけの『描写力』と『キャラクター造形力』が何よりも要求されるのだ。このエンターテイメントＳＦと言うやつは！！
★賞金稼ぎジャック・マーフィ、そして相棒である電脳人格キャス、この二人の最高のコンビネーションが実に良い！　まさに最高だ！

何故こんな良い作品が埋もれているのか？
ジャンルなのか？小説家になろうの読者層なのか？

この作品よりブックマークが多い自分の作品が恥ずかしくなりました。レベルが違い過ぎです・・・

作者はプロの作家さんかも知れないと思ったりします

冒頭のみ転載させて頂きます

空の蒼が深みを増していく――。
　その遥か高みに向かって、イルミネーションが帯を成して立ち上がる。文字通り星空へ届く塔――軌道エレヴェータのライト・アップ・デモンストレーション。


自身の作品も含め、小説家になろうでは、設定先行、気持ちの良い読者の思う通りのストーリー展開が氾濫してますが、この作品は違います

文章としての魅力、考え抜かれたストーリー構成、透明感を感じる世界観に、一話読んだ私は引き込まれました。

このまま出版可能なレベルの作品を読んで見ませんか？