イチオシレビュー一覧

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じわじわ積み重なる面白さ

おっさんが死んで チート貰って 異世界転移

というありふれた導入部ではあるけれど、
謙虚で臆病な主人公が「次はどうする?」と
なけなしの勇気で選択する積み重ねが実に練られていて、
読めば読むほど味が出る。

「某TRPGの魔法が使えるようになった!
でもチートに溺れないように慎重にならないと…」

「世界中が暗鬼の軍勢に脅かされている
魔法使いとして自分にできることはなんだろう」

「仲間が増えて一国一城の主になってしまった
街道の整備だ、貿易だ、治安維持だ、生活改善だ」

「各地の有力者と同盟を組んで情報を共有しよう
名声を得るためにどういう活動をすべきか?」

主人公のもとに個性的な仲間たちが集まり、
(そのキャラクターたちの魅力も素晴らしい)
世界とその歴史の謎が明かされていくにつれ、
ますます主人公がどう動くのか、期待が高まる逸品です。
腰を据えてじっくり読んでみませんか。

とても面白かったです

  • 投稿者: ゆう   [2019年 01月 02日 20時 10分]
旧友から勧められて、はじめてなろう小説を読みました。
こわごわ読んでみたらいつの間にか続きが気になり最後まで一気に読んでしまいました。
単行本の方もぜひ読みたくなり、即購入させてもらいました。

主人公がいささかおじさんですが、それがいい味を出しています。
とくにTRPG経験者は、随所に頷ける内容盛りだくさんでぜひ読んでもらいたいです

授業の合間にでもどうぞ!

  • 投稿者: もみの   [2018年 12月 16日 20時 07分]
他の転生系とは違う楽しみ方ができます!
レトロなRPGが好きな方は共感できる点がいくつかあり
私は学生なのでおっさんという点での共感は出来ませんが、主人公ジオさんに少し憧れを持ちます。

ファンタジー小説で、おっさん(42)がTRPGで育てたジオ・マルギルスというキャラになりきって転生し、仲間たちと世界を変える物語です!

ジオさんはめちゃくちゃ強くて頼れる存在であり、少し不器用なところもありますがかっこいいです!

恋愛もなく、温かく爽快感のあるファンタジー小説で、細かいところに魅力を感じる最高のストーリーです!
ストレスもたまらなくていつ読んでも楽しめる作品です!かなり魅力的な作品ですので是非読んでみてください!!

読めば読むほど楽しいです

  • 投稿者: しろね。   [2018年 12月 14日 23時 13分]
主人公がおっさん(程よい中年)なので共感をもちつつ読んでいけます。

古きよき王道RPG作品で35~50歳の人のツボにぴったりはまるので、この歳でなろう小説もねえと思う人にもオススメです。

何度読み返しても面白いしっかりとした世界観、キャラの設定、ストーリーなので辻褄が合わないところもなく読んでる途中での飽きがきません。

四十路オッサンとゆかいな仲間たち建国記 メテオは最強です

子供のころ夢中になったロールプレイングゲーム
中世西洋風の世界観、剣と魔法、ドラゴンそして隕石
この歳で再びファンタジーにハマるとは思いませんでした

名作レトロRPGの雰囲気と、なろう小説の良さが見事にマッチング

物語はサクサク進みますし
理不尽や鬱展開ないのでストレス感じません

主人公がリアルに普通のリーマンっぽいので共感持てます
仲間一人一人がしっかり活躍します魅力的

ワクワクする最強のおっさん主人公小説
勉強、仕事、人生に疲れたらTRPG小説マジックユーザー

なろう小説に感謝 作者様に感謝




魅力的な作品です。

知り合いから勧められました。

今や沢山あるなろう系のチート能力系ファンタジー作品の中で
新しい部類の作品です。

ただ主人公が無双しハーレムを作りながら
サクサクとストーリーが進むという展開はなく
沢山の仲間と巡り合いお互いがしっかりと理解して協力する。
作品中登場する女の子達を逆に応援したくなるような作品です。

おっさん主人公の傑作!

  • 投稿者: シンヤ   [2018年 03月 01日 19時 10分]
この作品は”常識的な日本人のおっさん”を正しく理解していると言わせていただきたい!

普通の日本人のおっさんとしてのステータスは中の上、たぶんそれなりの会社で中間管理職。
日本人的な良識を持ったおっさんが、過去にTRPGで作ったカンスト魔法使いの能力を(外見以外)持ったまま異世界にやってきます。

そんな主人公がもて余す力に溺れることなく、大魔法使いのペルソナをかぶり、仲間ともにその力を世界を変えることに使う。

自嘲、自重しながらも桁外れな力を正しく使おうと苦心する主人公。
そして仲間を始め多くの人に希望を与えていく様。
それがとてもカッコいい。

マルチヒロインですが、主人公が年齢差を自重して恋愛要素はあまりありません。
ヒロインたちも一癖あり、とても魅力的です。

真にカッコいいおっさんの活躍を読みたい!
自重しない主人公には飽きた!

そんな方にお勧めです。

ストレスなく読めるチート系ファンタジー

  • 投稿者: しゃら   [2016年 12月 18日 21時 36分]
本作品が、なろうに存在する多数のチート系ファンタジーと一線を画するのは主人公の性質によるもの。

主人公は40代らしくある程度成熟した精神を持つ。特に、異なる価値観を持つ他者を安易に見下したりしないところに好感が抱ける。礼節をわきまえ他者を尊重しつつも、大きな目標に向けて困難を乗り越える姿は素直に応援したくなる。

普通の人間らしく、能力不足な面や政治に不慣れなところを見せる主人公を支えるのはモーラ、セダム、クローラ、イルド、エリザベル、レイハ、レードなどの多くの仲間たち。できることは異なるがそれぞれに重要な役割を担う。特にイルド、モーラの親子は居なくなった状況が想像できないぐらいの働きぶり。

チート系主人公のエゴや価値観の押し付けには食傷気味な方、主人公賛歌な小説にうんざりしている方、性格の悪い登場人物に辟易してる方、ぜひこの小説を読んでいただけたらと思います。

自制心ある主人公をお求めの方に

本編の見所はTRPG要素や、魅力ある登場キャラに骨太なファンタジー世界観と、枚挙に暇がありませんが、やはり一番に推したいのが主人公、ジオ・マルギルスさんですね。

元は平凡な会社員である主人公(独身男性:42歳)なので、まさに題名通りの迷える迷える四十路男です。

それが突然もたらされた巨大な力によって、異世界で英雄へと祭上げられます。そこで悩む四十路男。
若者なら、ここでやりたい放題へ進んでしまいますが、大人はそう簡単にはいきません。

自分の命の危険であっても、つい自制してしまうその精神性が、なんとも言えぬ本作の魅力となってます。

そんなもどかしくも頼もしい大人のジオ・マルギルスさんですが、敵に対しては容赦がありません。
そのちょっとやり過ぎてしまう部分も、素晴らしい魅力ですので、是非楽しんでください。
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