イチオシレビュー一覧
▽レビューを書く泥をぶっ被る矜持がわかるなら、情けを捨てて全力でかかってこいよ、このお人好し ~ かつて正義と信念に生きる者達のために、"彼"ほど、優しく厳しい敵役(かたきやく)がいただろうか?
- 投稿者: 右左 一奥@『エイリアン使い』連載中 [2023年 09月 12日 09時 45分 (改)]
物語には、いつだって正義の味方と、悪い敵役と、逃げ惑う被害者がいる。
どうしてそうなるかと言えば、そこに、どうしたってそうなっちまった"必然"があるからだ。
だが、逆に言えば、それってそういう"必然"が無ければ、出し切ることもできなかった残尿が残り続ける……ってことだろ?
そいつは、いけない。
そんなんじゃ、世界は尿毒かそれとも思い切り質の悪い煙草を吸ったみたいに、体中発癌まみれでぽっくり早逝さ。
――だから、必要なんだ。
正邪是非を問わず、中途半端さって奴を燻して追い出してやる「ダーティ・スー」がな?
敵役(かれ)の"過去"も"事情"も気にするなよ。
そいつは、墓参りの時までは無用の長物さ。
感傷に浸っていたら、物語(せかい)の背表紙についた火を消すのが間に合わず、全てが煙浸しになってしまうぜ。
どうしてそうなるかと言えば、そこに、どうしたってそうなっちまった"必然"があるからだ。
だが、逆に言えば、それってそういう"必然"が無ければ、出し切ることもできなかった残尿が残り続ける……ってことだろ?
そいつは、いけない。
そんなんじゃ、世界は尿毒かそれとも思い切り質の悪い煙草を吸ったみたいに、体中発癌まみれでぽっくり早逝さ。
――だから、必要なんだ。
正邪是非を問わず、中途半端さって奴を燻して追い出してやる「ダーティ・スー」がな?
敵役(かれ)の"過去"も"事情"も気にするなよ。
そいつは、墓参りの時までは無用の長物さ。
感傷に浸っていたら、物語(せかい)の背表紙についた火を消すのが間に合わず、全てが煙浸しになってしまうぜ。
ダーティ・スーというこの物語の主人公の名前を聞いて思い浮かべるのは、誰だろうか。
そう、メアリー・スー。その名を連想する人はきっと多いだろう。
メアリー・スーとは、言ってしまえば超チートなスーパーマンであり、絶対視される絶対的ヒーロー。
ではその逆は?
ダーティ・スーは逆。
『この世の正義の正しさを検証する』悪役だ。
彼は決して正当ではないし、ヒーローなどもっての他。
だがそこに鋼のような信念があり、その悪徳的な魅了に読者は一気に引き込まれる。
ダークファンタジーの代表作、『ベルセルク』のガッツ。
アメコミダークヒーロー『バッドマン』。
それらに通じる揺らぎなさと『格好良さ』を、ダーティ・スーもまた持っているはずだ。
私のオススメする理由が正しいかどうか、是非読者の皆様に『検証』して見て欲しい。
そう、メアリー・スー。その名を連想する人はきっと多いだろう。
メアリー・スーとは、言ってしまえば超チートなスーパーマンであり、絶対視される絶対的ヒーロー。
ではその逆は?
ダーティ・スーは逆。
『この世の正義の正しさを検証する』悪役だ。
彼は決して正当ではないし、ヒーローなどもっての他。
だがそこに鋼のような信念があり、その悪徳的な魅了に読者は一気に引き込まれる。
ダークファンタジーの代表作、『ベルセルク』のガッツ。
アメコミダークヒーロー『バッドマン』。
それらに通じる揺らぎなさと『格好良さ』を、ダーティ・スーもまた持っているはずだ。
私のオススメする理由が正しいかどうか、是非読者の皆様に『検証』して見て欲しい。
一つ奇妙なヒーローの話をしようか。
ハードラックと踊った男は、奇妙な世界に転移する。あれやこれやの説明を受けてから、男は第二の人生を享受することを決めた。
ビヨンド。複数の平行世界から召喚されては依頼をこなし、依頼が済んだらオサラバ。そんな刹那的で享楽的で素敵で身軽なエージェント。
トレードマークの黄色いコートを翻し、バーボンを喉に流し込み、束の間の夢を見ながら――引き抜け、鈍く輝くダガーナイフ。降り注げ、煙の槍を雨の如く。
「この世の正義を検証してやるのさ」
そんな減らず口を叩く癖に、ほんとは誰よりもナイーブなんだろ。そんな小粋で憎めない男の名前をこう呼ぶんだ。
ダーティ・スーってね。
ハードラックと踊った男は、奇妙な世界に転移する。あれやこれやの説明を受けてから、男は第二の人生を享受することを決めた。
ビヨンド。複数の平行世界から召喚されては依頼をこなし、依頼が済んだらオサラバ。そんな刹那的で享楽的で素敵で身軽なエージェント。
トレードマークの黄色いコートを翻し、バーボンを喉に流し込み、束の間の夢を見ながら――引き抜け、鈍く輝くダガーナイフ。降り注げ、煙の槍を雨の如く。
「この世の正義を検証してやるのさ」
そんな減らず口を叩く癖に、ほんとは誰よりもナイーブなんだろ。そんな小粋で憎めない男の名前をこう呼ぶんだ。
ダーティ・スーってね。
まだミッション1しか読んでないが、思わず、書き殴りたくなった。
お前は誰だって?
『ごきげんよう、俺だ』
これが言いたいが為に初めてレビューにチャレンジしてしまった。レビューを書くのが癖になってしまいそうである。
後、リアルで使ってしまいそうな心に病を持つ人、閲覧注意だ。
飲み屋に行く時にも指を鳴らして店員を呼ばないように気をつけて頂きたい。
そんな危険な世界に連れ込まれる文章にアンタは耐えれるかい?
コブラやルパン、割と最近じゃカウボーイビバップにやられたアンタは要注意だ。
もう禁書にしてもいいと思う話を読む気があるなら、止めないが、お勧めはしない。
これはそんな爆弾を抱えた人の為の処方箋というレビューだ、用法と用量を守って自己責任で読んでくれ。
お前は誰だって?
『ごきげんよう、俺だ』
これが言いたいが為に初めてレビューにチャレンジしてしまった。レビューを書くのが癖になってしまいそうである。
後、リアルで使ってしまいそうな心に病を持つ人、閲覧注意だ。
飲み屋に行く時にも指を鳴らして店員を呼ばないように気をつけて頂きたい。
そんな危険な世界に連れ込まれる文章にアンタは耐えれるかい?
コブラやルパン、割と最近じゃカウボーイビバップにやられたアンタは要注意だ。
もう禁書にしてもいいと思う話を読む気があるなら、止めないが、お勧めはしない。
これはそんな爆弾を抱えた人の為の処方箋というレビューだ、用法と用量を守って自己責任で読んでくれ。
「ハイファンタジー、オンラインMMO、死者の徘徊する街。そして百合の香り漂うハイブリッドエルフ、魔法少女は悪役令嬢。異世界を股にかける男は、まさかの『悪役』! 己の流儀を貫いて主役達を失墜させろ!」
「ごきげんよう、私だ。一部で人気の薀蓄好きでカラスが友達のエルフがこの作品の醍醐味を簡潔に伝えよう
主人公は生前真面目に生きていればいつか報われる。世界に誠意が認められれば幸運を摑める。そう信じて生きては来たが不慮の事故で命を落とす。世界は優しくない、残酷だが真理だ
生前の記憶を残したまま依頼をこなす転生者、ビヨンドになった彼は賞金を稼いで能力を拡張し、武器だけでなく、パートナーも手に入れる。後でじっくり確認して欲しい
さて彼の目的、この作品の主眼だが、端的に言えば『正義を検証する』ことだ。愚直に信じたものに裏切られる。自分一人だけ割を食うのは誰だって嫌なことだ
なればと、彼は主人公達の行動原理を裏の裏まで暴きたて衆目に晒す。理由は単純、彼は『悪役』の道を選んだ。正義なき主人公は唾棄すべき存在。そう考えている
信念を貫けない惰弱な正義を撃破する。その軌跡を是非堪能してほしい」
主人公は生前真面目に生きていればいつか報われる。世界に誠意が認められれば幸運を摑める。そう信じて生きては来たが不慮の事故で命を落とす。世界は優しくない、残酷だが真理だ
生前の記憶を残したまま依頼をこなす転生者、ビヨンドになった彼は賞金を稼いで能力を拡張し、武器だけでなく、パートナーも手に入れる。後でじっくり確認して欲しい
さて彼の目的、この作品の主眼だが、端的に言えば『正義を検証する』ことだ。愚直に信じたものに裏切られる。自分一人だけ割を食うのは誰だって嫌なことだ
なればと、彼は主人公達の行動原理を裏の裏まで暴きたて衆目に晒す。理由は単純、彼は『悪役』の道を選んだ。正義なき主人公は唾棄すべき存在。そう考えている
信念を貫けない惰弱な正義を撃破する。その軌跡を是非堪能してほしい」
タイトルの言葉を、主人公のダーティ・スーを表す言葉として選びました。
主人公ダーティ・スーは様々な異世界に赴いては、正義を検証する転生者です。
ニヒルでハードでウィットに富んだ独特の言動は、次に何をするのかを予測させず、驚きの結果を出してくる。
主人公達を意に介さずに、自分自身のルールとマナーで問いかけていく様は痛快さを感じさせる。
決して正義のヒーローではないはずなのに、その生き様に魅力を感じさせる。
一人の魅力あふれる型にはまらない新しい汚れ役、それこそがダーティ・スー。
作中の独特の言い回しや例えは、どんな言葉で説明するよりも、これがダーティ・スーなんだと説明する方がしっくりとくる、そんな作品です。
主人公ダーティ・スーは様々な異世界に赴いては、正義を検証する転生者です。
ニヒルでハードでウィットに富んだ独特の言動は、次に何をするのかを予測させず、驚きの結果を出してくる。
主人公達を意に介さずに、自分自身のルールとマナーで問いかけていく様は痛快さを感じさせる。
決して正義のヒーローではないはずなのに、その生き様に魅力を感じさせる。
一人の魅力あふれる型にはまらない新しい汚れ役、それこそがダーティ・スー。
作中の独特の言い回しや例えは、どんな言葉で説明するよりも、これがダーティ・スーなんだと説明する方がしっくりとくる、そんな作品です。
ぶっきらぼうながら、愚直なまでに。誠実に。ルールを守り清く正しく生きてきたはずの男は――容易く、その世界に裏切られ死を迎えた。
それはまるで、羽虫を潰すかの如く。
――彼は世界に、最期に教わったのだ。「正義」というものほど、悪びれもなく人を欺く「悪」はいないのだと。
その教訓を胸に、異世界へと転生した彼は「ダーティ・スー」と己を改め、あらゆる世界を渡り歩く。
その世界に真実の「正義」が在るか。在るとするなら、その在り処はどこか。それら全てを、「検証」するために。
「悪」であろうと「正義」であろうと、行く手を阻む者は軒並み蹴散らし、踏み潰す。あらゆる異世界に土足で踏み込み、アポなしで正義を問い掛ける。
前代未聞にして孤高のダークヒーローが、今日もどこかで銃を撃つ。
それはまるで、羽虫を潰すかの如く。
――彼は世界に、最期に教わったのだ。「正義」というものほど、悪びれもなく人を欺く「悪」はいないのだと。
その教訓を胸に、異世界へと転生した彼は「ダーティ・スー」と己を改め、あらゆる世界を渡り歩く。
その世界に真実の「正義」が在るか。在るとするなら、その在り処はどこか。それら全てを、「検証」するために。
「悪」であろうと「正義」であろうと、行く手を阻む者は軒並み蹴散らし、踏み潰す。あらゆる異世界に土足で踏み込み、アポなしで正義を問い掛ける。
前代未聞にして孤高のダークヒーローが、今日もどこかで銃を撃つ。
なろうに名作は数あれど、名台詞って意外に少ないもの。その貴重なひとつがこれです。
「ごきげんよう、俺だ」
お分かり頂けたでしょうか?
主人公にして転生者のダーティ・スーはハードボイルド。真意も冗談も全て諧謔に隠し、取り巻く人を煙に巻きます。それゆえ彼は時には人から憎まれ、されど常に全力を持って対峙することになります。魔法少女だろうと特殊部隊だろうと、そこに区分はありません。
ハリウッド映画から抜け出てきたようなダークヒーローが、王道を行くヒーロー達と火花散らして感情をぶつけ合う物語。派手なアクションシーンは読者の記憶に残ること間違いなしです。
ダーティ・スーの文字どおり世界を股にかけた活躍から、目が離せません…!!
あと、ロナちゃん可愛い。もう一度言います。ロナちゃん超可愛い。
「ごきげんよう、俺だ」
お分かり頂けたでしょうか?
主人公にして転生者のダーティ・スーはハードボイルド。真意も冗談も全て諧謔に隠し、取り巻く人を煙に巻きます。それゆえ彼は時には人から憎まれ、されど常に全力を持って対峙することになります。魔法少女だろうと特殊部隊だろうと、そこに区分はありません。
ハリウッド映画から抜け出てきたようなダークヒーローが、王道を行くヒーロー達と火花散らして感情をぶつけ合う物語。派手なアクションシーンは読者の記憶に残ること間違いなしです。
ダーティ・スーの文字どおり世界を股にかけた活躍から、目が離せません…!!
あと、ロナちゃん可愛い。もう一度言います。ロナちゃん超可愛い。
イチオシレビューを書く場合はログインしてください。