イチオシレビュー一覧
▽レビューを書く主人公の出生の謎がだんだんと明らかになります。
白猫とのやりとりもよく、単に最強な主人公の話ではなく、変わった青年が謎ときや周りに振り回されながらも冒険をする話です。
彼に関わって、幸せになる人も、不幸になる人もたくさん。
ふと、思い出すのは、自由のワードで思い出す、北斗の拳に出てきた雲のジューザ。
流れる雲のごとくが似合う主人公でしょうか。
白猫が嫁なのか、ことごとく女の人には縁がない作品。
寝不足必須になるくらい、続きが気になる作品です。
各章単位で読むのがよさげです。
さて、作者様がどのような結末を、が楽しみな今日この頃。各章読んで、また斜め上をいくエピソードが楽しみです。
皆さんも楽しんで読んでみましょう。
白猫とのやりとりもよく、単に最強な主人公の話ではなく、変わった青年が謎ときや周りに振り回されながらも冒険をする話です。
彼に関わって、幸せになる人も、不幸になる人もたくさん。
ふと、思い出すのは、自由のワードで思い出す、北斗の拳に出てきた雲のジューザ。
流れる雲のごとくが似合う主人公でしょうか。
白猫が嫁なのか、ことごとく女の人には縁がない作品。
寝不足必須になるくらい、続きが気になる作品です。
各章単位で読むのがよさげです。
さて、作者様がどのような結末を、が楽しみな今日この頃。各章読んで、また斜め上をいくエピソードが楽しみです。
皆さんも楽しんで読んでみましょう。
タイトルの通り、その世界の常識を持っていない少年が主人公の物語です。
この作品のすごいところは、各章に登場してくるヒロインがどれをとっても魅力的。そして完全に第一視点であるために、主人公のシンパシーが物凄いです。そしてハーレムではなく、真逆の失恋によって、一人一人に真剣にアプローチをかけていく雰囲気が好きです。
自分の村の事実を少しづつ明かしていく展開も好きです。
また、推理要素も多く、最終的にリオの地頭の良さも見えるけど、たまにドジを踏むところも好きな点の一つです。
リオ自身の戦闘や、それに対するリオの周りに登場してくるキャラクターの反応がとてもとても楽しみでしょうがありません。
これからも頑張ってください。
この作品のすごいところは、各章に登場してくるヒロインがどれをとっても魅力的。そして完全に第一視点であるために、主人公のシンパシーが物凄いです。そしてハーレムではなく、真逆の失恋によって、一人一人に真剣にアプローチをかけていく雰囲気が好きです。
自分の村の事実を少しづつ明かしていく展開も好きです。
また、推理要素も多く、最終的にリオの地頭の良さも見えるけど、たまにドジを踏むところも好きな点の一つです。
リオ自身の戦闘や、それに対するリオの周りに登場してくるキャラクターの反応がとてもとても楽しみでしょうがありません。
これからも頑張ってください。
『誰にも見えなくなる』能力を持つ少年、リオはひょんなことから、自分が王子であることを知る。
だが、彼はそのことに何のこだわりも見せず、ただ暢気に旅がしたいと考え、あわよくば女の子とイイコトしたいと思いながら、各地を放浪。
その先々で出会う少女は訳有りで、女の子にいいところを見せたい彼はトラブルに飛び込んでいく……。
それでも、おとぼけな主人公が、マイペースに事へ挑んでいく――のだが、このリオ、何だかんだでとても抜け目ない少年。さりげないことでも、目ざとく覚えているのだ。
だけど、女の子に弱くて、小さいことにコンプレックスを抱いている弱点もある。小憎いが、憎みきれない。それを可能にしているのは、巧妙な伏線の数々。自然に設定や世界観を描写するのはもちろん、その中に無数の伏線を張り込ませている。故に、続きが気になってしまう。
王道といえば王道。だが、否応なしに引き込まれる作品だ。
だが、彼はそのことに何のこだわりも見せず、ただ暢気に旅がしたいと考え、あわよくば女の子とイイコトしたいと思いながら、各地を放浪。
その先々で出会う少女は訳有りで、女の子にいいところを見せたい彼はトラブルに飛び込んでいく……。
それでも、おとぼけな主人公が、マイペースに事へ挑んでいく――のだが、このリオ、何だかんだでとても抜け目ない少年。さりげないことでも、目ざとく覚えているのだ。
だけど、女の子に弱くて、小さいことにコンプレックスを抱いている弱点もある。小憎いが、憎みきれない。それを可能にしているのは、巧妙な伏線の数々。自然に設定や世界観を描写するのはもちろん、その中に無数の伏線を張り込ませている。故に、続きが気になってしまう。
王道といえば王道。だが、否応なしに引き込まれる作品だ。
いわゆる最強系です。この物語は主人公が街を転々としながら行く先々で問題を解決します。
ルパン三世のようにこの物語の主人公は飄々としていて、女の子に弱く、時に矛盾した行動を起こし、もしかすると偽善と罵られるような事をし、思考も少々偏りがあります。ですが、そこがまた人間くさく、私は好きな物語です。文章の方はなろうに溢れる読みにくく、少々頭の悪そうな小説と違い、とても読みやく構成されています。このような小説を応援する為にレビューを書きました。
ルパン三世のようにこの物語の主人公は飄々としていて、女の子に弱く、時に矛盾した行動を起こし、もしかすると偽善と罵られるような事をし、思考も少々偏りがあります。ですが、そこがまた人間くさく、私は好きな物語です。文章の方はなろうに溢れる読みにくく、少々頭の悪そうな小説と違い、とても読みやく構成されています。このような小説を応援する為にレビューを書きました。
正直、脱帽です。文章で悩んでいる人は読んだ方がいい。
- 投稿者: 妹小路ヘルヴェティカ [2018年 05月 03日 20時 53分]
139/139まで読了。
文章が上手いです。何気なく読み始めて、正直、驚きました。
自分が読んだなろう作品の中でも、屈指の書き手さんです。
それも、レトリックが神がかっているとか、朗々として格調高いとか、叙情性が劇的すぎるとか、そういう超絶技巧とは正反対の、
プレーンで朴訥とした文体にも関わらず、平易で読みやすく、非常に取っつきやすいところが素晴らしい。
よく、なろうの評価で「サクサク読める」みたいな表現がありますが、これです。その表現が的確に当たる作品は、こういう作品ですよ。本当にスルッと読めます。
なろう作家各位も、「平易な文章を書きたい」と悩んでいる方は、是非ご一読された方がいいと思います。
勉強になります。
文章が上手いです。何気なく読み始めて、正直、驚きました。
自分が読んだなろう作品の中でも、屈指の書き手さんです。
それも、レトリックが神がかっているとか、朗々として格調高いとか、叙情性が劇的すぎるとか、そういう超絶技巧とは正反対の、
プレーンで朴訥とした文体にも関わらず、平易で読みやすく、非常に取っつきやすいところが素晴らしい。
よく、なろうの評価で「サクサク読める」みたいな表現がありますが、これです。その表現が的確に当たる作品は、こういう作品ですよ。本当にスルッと読めます。
なろう作家各位も、「平易な文章を書きたい」と悩んでいる方は、是非ご一読された方がいいと思います。
勉強になります。
≪何か違うぞ!この主人公≫
朴訥・純粋な主人公の心情を表現する一人称で進行する物語だが、読者の皆様はしばらくすると本編の主人公の『純粋さ』から端を発する様々なギャップに直面するだろう
≪少しズレてる?≫
少しじゃないかもしれないが、物語を読み進める内に主人公の「自分に対する評価」とその「実績」のギャップが心地よく面白く読めて来るから不思議である
≪ちっちゃいオトナは成長するよね!≫
そして読者の皆さんは主人公の活躍を「頑張る弟を見守る兄や姉」の視点で追い始めるだろう。幾多の事件を解決しつつ確実に成長していく主人公は、それを見守る読者に不思議な満足感を与えるはずである
≪それでも事件はきっちり解決!≫
行く先々で待ち受ける事件は大人の嘘・打算・見栄といった負の雰囲気を持つ物だ。それを純粋な主人公が解決していくさまに、一話読み終えるとスッキリとした清涼感を覚えること請け合いである
朴訥・純粋な主人公の心情を表現する一人称で進行する物語だが、読者の皆様はしばらくすると本編の主人公の『純粋さ』から端を発する様々なギャップに直面するだろう
≪少しズレてる?≫
少しじゃないかもしれないが、物語を読み進める内に主人公の「自分に対する評価」とその「実績」のギャップが心地よく面白く読めて来るから不思議である
≪ちっちゃいオトナは成長するよね!≫
そして読者の皆さんは主人公の活躍を「頑張る弟を見守る兄や姉」の視点で追い始めるだろう。幾多の事件を解決しつつ確実に成長していく主人公は、それを見守る読者に不思議な満足感を与えるはずである
≪それでも事件はきっちり解決!≫
行く先々で待ち受ける事件は大人の嘘・打算・見栄といった負の雰囲気を持つ物だ。それを純粋な主人公が解決していくさまに、一話読み終えるとスッキリとした清涼感を覚えること請け合いである
ハーレムとチート。なろうの売れ線を取り入れつつ、けれど不思議と嫌味のない主人公が魅力的。
語り口も何故かお伽話っぽさを感じる懐かしさがあり、非常に読みやすい。
けれど中身はしっかりと大人でも楽しめる内容で、王の血を引くけど王になりたくない平民出の主人公が、各国の政治的思惑に翻弄されながらも成長していく王道ストーリー。
何でこんなに読みやすく人気になる要素てんこ盛りで面白いのに、話題にならないのか謎。
ぜひこの機会に読んでみて下さい。
語り口も何故かお伽話っぽさを感じる懐かしさがあり、非常に読みやすい。
けれど中身はしっかりと大人でも楽しめる内容で、王の血を引くけど王になりたくない平民出の主人公が、各国の政治的思惑に翻弄されながらも成長していく王道ストーリー。
何でこんなに読みやすく人気になる要素てんこ盛りで面白いのに、話題にならないのか謎。
ぜひこの機会に読んでみて下さい。
この作品の魅力は、非常にバランス感覚の取れた“ちょうどよさ”であると思います。
一話の引きは設定を大きく明らかにしていないにもかかわらず、十二分にその先の展開を想像し、続きを読ませるだけの力を持っています。
そこからも一話ごとの情報量、引き際、展開、登場人物の行動が非常に“ちょうどいい”。
疲れさせない範囲の中で、常に続きを読みたいというこちらの意識だけを掻き立ててくれる。
そこに読み疲れはなく、すらすらと気付いたら時間が経っていたと思える作品。
色々書きましたが、単純に面白い、安心して読み進められる作品です。
一話の引きは設定を大きく明らかにしていないにもかかわらず、十二分にその先の展開を想像し、続きを読ませるだけの力を持っています。
そこからも一話ごとの情報量、引き際、展開、登場人物の行動が非常に“ちょうどいい”。
疲れさせない範囲の中で、常に続きを読みたいというこちらの意識だけを掻き立ててくれる。
そこに読み疲れはなく、すらすらと気付いたら時間が経っていたと思える作品。
色々書きましたが、単純に面白い、安心して読み進められる作品です。
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