イチオシレビュー一覧

とても細かな設定と細かい情景描写に心理描写。

国家間の謀略に、学園での生活、個性的な仲間との友情と、これまた個性的な敵キャラ。

それらが、とても上手な三人称視点で描かれている作品です。

読み専門の方は、とても読みごたえがあるでしょう。

作家の方は、参考になるでしょう。

ライトな層には読みにくいかもしれませんが、かなりの良作です。

是非、読んでみてください。

ブックマークしたので また時間がある時に続きを読みたいと思いますが 私好みの大変 好感が持てる作品でした レベルも高いと思います 最初の出だしから切なさが溢れでるような 作品でとても印象に残りました このような作品がもっと増えることを望みます 素晴らしい作品を生み出した作者に精一杯の エールを送ります応援させていただきますので よろしくお願いします

最強の召喚獣の王、バハムートとして召喚されたのは普通の少年、ハルカ。その力を求め現れる脅威に、初めは危機が訪れなければ、いや、訪れてもその力を発揮できず、召喚術師の少女、ポラジットに守られてばかり。

でも、たくさんの仲間との出会い、努力、そして大切なものを失いそうになったとき、その《絶対服従》の力は覚醒する。
その力はおそらく、このどうしようもなく不条理な世界に抗う優しさなのだ。

まっすぐで優しい気持ちになれる、オススメのハイファンタジーです。

召喚獣として異世界に呼ばれてしまった平凡な中学生。
そして彼を導く、非凡な召喚士の少女。


何一つ接点の無さそうな対照的な二人だが、お互い十五歳という共通点がある。


この物語は、陰謀渦巻く別世界に巻き込まれた主人公と召喚士が、共に協力して、困難や脅威への対抗をするだけでなく、保護観察・相棒・友人・師弟・そして…………様々に形を変えて繰り広げられる若き青春の記録でもある。


個性的なキャラクターが数々登場し、政治色の濃いシリアスファンタジーから、学園生活要素も楽しめるこの作品を、ぜひとも多くの方にオススメしたいです。

舞台は異世界、ある戦争において、起死回生の一手が行われようとしていた。
だが、究極の召喚獣バハムートを呼び出すはずだったその術によって異界から現れたのは、ただの中学生だった。

突然呼び出された少年は、周囲からの失望や無力感、そして国内外の思惑のうずまく戦乱の異世界へと放り出されるのだった。

圧巻の魔法のぶつかり合いからはじまるこのトリップ物は、戦記としての面を持ちながらも謀略や政争からの逃走劇、そしてリメイク前の要素を取り入れた学園ものとしてなど、様々な魅力を持っています。

一見バラバラなそれらを順序を踏んで構成されるシナリオには、読者を引き込むだけの力があります。

リメイク前のファンだった方にも、新しく読まれる方も、オススメしたい良作です。

　異世界アイルディアにて、帝国の総攻撃にさらされた連合国は、最後の手段として禁断の召喚術を実行する。
　しかし、呼ばれた者は強大な究極召喚獣などではなく――ただの少年だった。

　主人公、遥は乾坤一擲の切り札として呼ばれたものの、当初は凡庸な少年に過ぎません。
　ほどなくして連合軍は敗北、遥は虜囚の身となります。しかし、彼は窮地でも諦めることなく、元の世界に帰還すべく抗いを始めます。
　主人公の遥と、彼を導く相棒ポラジットだけでなく、敵味方の登場人物が生き生きと描かれ、各国を巻き込む政争と闘争が色鮮やかに描かれた本格ファンタジー小説です。是非一読あれ！