イチオシレビュー一覧

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正に狂気渦巻く世界

自身の欲望に忠実に生きる主人公。
ともすれば、嫌悪感を抱いてしまう場面も、どこか納得をさせられ、爽快感を覚えてしまう。
主人公が狂気に囚われてしまった原因にも、メリットだけでは決してないのだと、そのバランスの巧さに思わずなるほどと唸ってしまった。


遭遇する者たちも曲者揃いで、一見まともに見えてもどこか歪んでいる様に見えてしまうのが不思議だ。
登場人物全てが狂気を孕んでいるのかもしれない。


この先も主人公の狂気が一貫されるかはわからないが、狂気渦巻くポストアポカリプスの世界を見事に現した作品ではないだろうか。

好き嫌いはあるとは思うが、狂気渦巻くポストアポカリプスの世界が好きな方は一読してもらいたい。


たまに、誤字脱字が目立っちゃうけどね(笑)


レビューってこんなでいいのでしょうか?
心配です(;´д`)
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