イチオシレビュー一覧

　主人公の女子高校生　三滝　涼子にはとある秘密があった。彼女は人の世にあだなす妖魔を退治する夜叉姫だったのだ。夜叉姫として覚醒した涼子はオカルトマニアの岳臣とともに妖魔退治へと身を投じていく。


　どことなく古き良き時代の和風アクションを彷彿とさせる小説です。端的でリズムカルナ文章に、独特な外見をした妖魔たち。そして、何より戦闘描写に迫力があります。
　和風ファンタジーが好きな方。アクション、妖怪が好きな方は是非一読ください。

　さぁ、そこの道行くお方、最近何かが足りておりませんか？
　栄養？ 休暇？ それとも刺激？ でございましょうか？
　しかし、もっと足りない物があるのではないでしょうか？
　では、そんな貴方には、和ファンタジーのサプリメントは如何でしょうか。
　本格的な戦闘に妖怪、お色気の三拍子揃っており、カワイイ夜叉姫主人公、同級生のピュアボーイ、助平な祖父、さらに個性豊かな面々が登場し、彼ら織りなす正統派青春アクションでございます。
　読み逃して、損したくない方は、是非是非にご一読。

こう言う日本古風的な話を書ける方って素敵ですよね。
私も日本に産まれたからには、いつかこんな風なお話が書けるといいと思っていますが、私の文章力ではとうてい書けません。
なので、この作品からたくさんお勉強させていただこうと思っています。
そして、何よりも、主人公のキャラクターが際立って可愛いのが特徴だと思います。

　主人公が超絶エロ可愛いです。
　もう一度言います。主人公が超絶エロ可愛いです。
　そして回が進むごとに美少女キャラが増えます。

　日常パートはコメディタッチで、しかし一度戦闘パートに入れば圧巻の表現でマジバトルで書かれるこの作品。とても読みやすい文章で、読者をぐいぐい作品にひきこみます。
　また、オリジナルのルビを降ってある用語と厨二心をくすぐられるため、ゲームや漫画なんかの設定集を見てニヤニヤ出来る人にもオススメ！

　重要な事ですので最後にもう一度言っときますね。
　主人公が超絶エロ可愛いです。

　とりあえず、半分くらいしか読んでいないけど、仮止め的な感じでレビューを書くと、この小説からは、「うしおととら」「ゴーストスイーパー美神」などの、少年サンデー臭を感じるのである。
　特に最初らへん、エッチなお師匠とか、日本風お屋敷、滝とか、サンデーに非常に良く出てくる展開である。
　岡田斗司夫曰く、サンデーってのは、漫画を知り尽くした専門家の見る雑誌で、コミケとかで同人誌出している人にこのタイプが多いらしい。
　この人の作品を読むと、堅苦しい、重く感じる長文が一切ない。堅苦しそうになったら、読者の頭が酸欠現象を起こす前に、擬音とか、動きのある展開で、うまく息抜きができるようになっているのである。
　よって、他の人の小説より、スラスラ読めるのだ。これぞ、ベテランの味、野球でいえば、チェンジアップ、緩急の妙である。まるで、講談師の名演説を聞いているみたいな流露感である。なお、サンデーは小学館。

　十数年前より人ならざる妖（あやかし）である妖魅と出会い、人々を脅かす虚神と戦う「夜叉姫」の宿命を背負っていた女子高生・三滝涼子の日常は、ある日突然に終わりを告げる。
　次々と迫る虚神との戦いに備え、様々な妖魅と契約し力を付けて行く涼子。そんな彼女をサポートする政府関係者や、同級生の男子。――そして、彼らを狙う妖の影。
　セクシーにしてバイオレンスなサバイバルアクションが今、幕を開ける！　……涼子を初めとする女性陣のお色気シーンも見所ですぞ。