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▽レビューを書く孤独な魔王と世界を救う勇者の物語。感動して泣けます。
- 投稿者: 柴野いずみ@『公爵閣下』一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞! [2023年 03月 23日 13時 44分]
塔に隔離され、ただただ暇な毎日を送っていた主人公の女性。
彼女はある時人間に興味を持ち、一人の少年を頭に連れて来させます。そこから始まる、少年との生活。主人公の体質により決して触れ合えない二人。それでも穏やかな暮らしを続けていたのですが、ある出来事により別れざるを得なくなります。
そして時が経ち、魔王となった彼女の元に『勇者』と呼ばれる男が現れて……?
これは孤独な魔王と世界を救う勇者の物語。
感動系の純愛作品です。泣けます。おすすめです、面白いのでぜひ読んでみてください。
彼女はある時人間に興味を持ち、一人の少年を頭に連れて来させます。そこから始まる、少年との生活。主人公の体質により決して触れ合えない二人。それでも穏やかな暮らしを続けていたのですが、ある出来事により別れざるを得なくなります。
そして時が経ち、魔王となった彼女の元に『勇者』と呼ばれる男が現れて……?
これは孤独な魔王と世界を救う勇者の物語。
感動系の純愛作品です。泣けます。おすすめです、面白いのでぜひ読んでみてください。
特殊な生まれで、塔に隔離されていた女が「人間が見てみたい」と願った事で、一人の男児が連れてこられた。
それまで聞かされていた悪評から期待していた面白い外見はしていなかったが、その瞳は綺麗だったため、自分の住む塔に住まわせることにした。
基本的に彼女は子供の行動を制限しなかったが、ただ一つ「私に指一本触れるな」とだけ厳命した。
2人はとても穏やかに暮らしていましたが……ある時、別れることとなってしまいます。
なぜ彼女は塔に住んでいたのか。どうして触れるなと言っていたのか。
そして、離れ離れとなった2人がどうなったのか。
タイトルに曰く『世界で一番愚かな英雄』が、どんな選択をしたのかを見届けて下さい。
それまで聞かされていた悪評から期待していた面白い外見はしていなかったが、その瞳は綺麗だったため、自分の住む塔に住まわせることにした。
基本的に彼女は子供の行動を制限しなかったが、ただ一つ「私に指一本触れるな」とだけ厳命した。
2人はとても穏やかに暮らしていましたが……ある時、別れることとなってしまいます。
なぜ彼女は塔に住んでいたのか。どうして触れるなと言っていたのか。
そして、離れ離れとなった2人がどうなったのか。
タイトルに曰く『世界で一番愚かな英雄』が、どんな選択をしたのかを見届けて下さい。
人間を虐げる魔族、そしてそれを率いる魔王。
彼らに抗う存在である勇者は多くの魔族を倒し、人々の希望となりました。
そんな彼にはとある目的があります。
それは世界平和よりもずっとずっと大切な願い。
これは勇者が勇者になる前の、願いのきっかけとなる物語。
めちゃくちゃ感動しました。
最初はシリアス系というか悲しい系のお話になるのかなあと思っていたんですが、最後まで読み終えると「よきっっっ!!!」ってなりました 笑
全体的には勇者になる前のとある物語が描かれており、そこから一気に時代が飛んで終盤へとなります。
なんというか描かれていない間に勇者にもいろいろと物語があったんだろうなあと思うけど、そんなんいらんとなるくらい本編で満たされました 笑
いい感じに悲しくなりつつも感動するので是非一度読んでみてください!
彼らに抗う存在である勇者は多くの魔族を倒し、人々の希望となりました。
そんな彼にはとある目的があります。
それは世界平和よりもずっとずっと大切な願い。
これは勇者が勇者になる前の、願いのきっかけとなる物語。
めちゃくちゃ感動しました。
最初はシリアス系というか悲しい系のお話になるのかなあと思っていたんですが、最後まで読み終えると「よきっっっ!!!」ってなりました 笑
全体的には勇者になる前のとある物語が描かれており、そこから一気に時代が飛んで終盤へとなります。
なんというか描かれていない間に勇者にもいろいろと物語があったんだろうなあと思うけど、そんなんいらんとなるくらい本編で満たされました 笑
いい感じに悲しくなりつつも感動するので是非一度読んでみてください!
サラッと読める分量なのにも関わらず、まるで彼女の傍で全てを見届けたような気持ちになる作品です。
自由気ままで孤独な彼女。その彼女のそばにあり続ける彼。
名のないこの二人が中心となっているこの世界は残酷で脆い綺麗な割れ物みたいでした。
触れると全て壊れてしまうような、崩れてしまうような日常を経て成長していく二人。
そして真逆の立場となってしまった二人を、皆さんも最後まで見届けて欲しいです。
自由気ままで孤独な彼女。その彼女のそばにあり続ける彼。
名のないこの二人が中心となっているこの世界は残酷で脆い綺麗な割れ物みたいでした。
触れると全て壊れてしまうような、崩れてしまうような日常を経て成長していく二人。
そして真逆の立場となってしまった二人を、皆さんも最後まで見届けて欲しいです。
まずは作者様、素晴らしい作品をありがとうございます。
とてもこの文字数で完結させられているとは思えない程壮大な物語です。
タイトルとあらすじに惹かれて読ませていただきましたが、その雰囲気に違わぬ美しい構成、一途な純愛に思わず涙してしまいました。
心が浄化されていくようです。何回も読み返したく思います。
名もない二人の物語でしたが、またどこかで会えたら嬉しいです!
とてもこの文字数で完結させられているとは思えない程壮大な物語です。
タイトルとあらすじに惹かれて読ませていただきましたが、その雰囲気に違わぬ美しい構成、一途な純愛に思わず涙してしまいました。
心が浄化されていくようです。何回も読み返したく思います。
名もない二人の物語でしたが、またどこかで会えたら嬉しいです!
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